アーバンリサーチ × フィッシャーマン・ジャパン × REMARE行政と連携した新たな共創プロジェクトを開始

2025/11/20 (2025/11/20更新)

(株)アーバンリサーチ


(株)アーバンリサーチ
南伊勢町にて行われる「第44回 全国豊かな海づくり大会」の記念品に廃漁具をアップサイクルしたキーホルダーを制作




株式会社アーバンリサーチは、一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン(本部:宮城県、代表理事:阿部 勝太)と株式会社REMARE(本社:愛知県、代表取締役:間瀬 雅介)と連携し、令和7年11月9日に南伊勢町で開催された四大行幸啓のひとつである「全国豊かな海づくり大会~美し国みえ大会~」を記念して、廃漁具・海洋プラスチックを再利用したオリジナルキーホルダーを制作いたしました。
本アイテムは、「海洋環境保全」をテーマとする豊かな海づくり大会にふさわしい、海を守るためのプロダクトとなっており、アーバンリサーチがデザインを担当いたしました。

「全国豊かな海づくり大会」は、水産資源保護や海域環境の保全を目的とした国民的イベントで、海や水環境に関心を持つ幅広い市民・漁業関係者が参加します。大会を通じて「海の豊かさ」を未来につなぐ意識を高めることが狙いです。


南伊勢町コーナー内アーバンリサーチブース(南伊勢町役場様 撮影)


南伊勢町は、古くから漁業が盛んな地域であり、鯛・マグロ・伊勢海老・牡蠣・サザエ・あおさのりなど多様で新鮮な魚介類が水揚げされてきました。しかし近年、気候変動や海洋環境の変化により、漁業にも大きな影響が及んでいます。町としては、今回の大会を契機に、環境保全と地域振興をさらに進めていきたいと考えています。

その想いを形にするため、大会の記念品として「海を守る」メッセージを込めたキーホルダーを制作しました。大会100日前イベント「ビーチクリーン大作戦」では、地域の皆さんとともに海洋プラスチックごみを回収。その素材を、これまで廃棄するしかなかった海洋プラスチックや複合プラスチックなどの廃棄物を新たな素材として再生する技術を持つ株式会社REMAREと協力してアップサイクルし、環境に優しいアイテムとして生まれ変わらせました。

このキーホルダーを通じて、より多くの人が海の現状と向き合い、日常の中で「海を守る行動」を起こすことを願っています。


ゆた海100日前イベント「ビーチクリーン大作戦」の様子


商品概要
商品名:廃漁具アップサイクル・キーチャーム(ブイ型)
素材:南伊勢町内で回収された漁網・ロープ・海洋プラスチック(廃漁具)を再利用
製作数:大会参加者・来場者用に配布予定
特徴:色や風合いに一つひとつ個性があり、廃棄されるはずだった素材から生まれる“海を守るメッセージ”を内包した記念品
企画調整:フィッシャーマン・ジャパン
デザイン:株式会社アーバンリサーチ
製作:株式会社REMARE







今後の展開
大会当日(令和7年11月9日)に海上歓迎・放流行事会場(南伊勢町宿田曽漁港)にて記念品を招待者へ配布。会場内おもてなしブースで展示記念品を通じた海の環境教育、地域住民・漁業者との意識共有今後、南伊勢町内および近隣地域で同様のアップサイクル品プロジェクトや、REMAREとの共創商品の展開を模索


【会社概要】

株式会社アーバンリサーチ
所在地:大阪府大阪市
代表取締役社長 竹村幸造
事業内容:衣料・ファッション小売、プロダクト企画、ライフスタイル提案型事業

一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン
所在地:宮城県石巻市
代表理事:阿部勝太
事業内容:水産業界の担い手育成、海産物販売、魅力発信、海洋環境保全

株式会社REMARE
所在地:三重県伊勢市(三重工場)
代表:間瀬雅介
事業内容:廃棄漁具・海洋プラスチックの回収・再資源化、難処理プラスチックの素材化・商品化

南伊勢町
所在地:三重県度会郡南伊勢町
特色:伊勢志摩国立公園に属する海岸と自然豊かな地域。養殖・漁業の盛んな町で、鯛・マグロ・伊勢海老・牡蠣などの水産物が豊富。地域の自然・暮らし・文化が海と深く関わる町
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ