アジア最後のフロンティアを狙え!-所得急増のミャンマーの消費市場とは?


アジア最後のフロンティアと呼ばれる、ミャンマー連邦共和国(以下、ミャンマー)。東南アジアのインドシナ半島の西部、タイやラオス、バングラデシュに隣接するこの国は、民主化の進展により中間所得者層が激増し、個人消費も旺盛になっており、外資系企業の進出も相次いでいる。

※ミャンマーのマクロ経済は安定しており、17年度の成長率は前年度の7%に対してはスローダウンしているが5.9%伸びた(ザ・ワールドバンクより)

人口は日本の約半分の約5000万人、平均年齢は28歳とぐっと若く、将来の消費人口のさらなる増加が見込まれている。消費爆発の夜明け前とも言えるが、その実、日本ブランドより「サムスン」「LG」など韓国ブランドが先行しているように見受けられる。


とはいえ、日本は世界に通用する自動車や家電、コスメ、アニメなど数多くの製品やコンテンツがある。そこで、JTBと現地メディアのミャンマージャポンが日系企業に声がけし、ジャパンブランドをミャンマーの消費者に紹介する「The JAPAN BRAND in Yangon Myamar(日本ブランド展)」を10月に行うことになった。

ミャンマー最大の都市、ヤンゴンの最大級ショッピングモール「ミャンマープラザ」の1階で行われる催しで、日本ブランドのPRにはこれ以上ない場所。販売やPRのみならず、アンケートを通じた市場調査にも役立てられるイベントになる。来場したミャンマー人の口コミやSNS投稿※を通じた認知度向上も期待できる。

※ミャンマー人のスマホ普及率は90%に達し、そのうち70%が「フェイスブック」に登録しているという。アプリでは最大だ(ミャンマージャポンの資料より)

今回の日本ブランド展は5年、10年先を見据えた取組みとなるが、いち早くアクセスする利点は小さくないはずだ。

↓↓↓

もっと詳しく知りたい方はこちらの資料をダウンロード