概要
ロンシャン(LONGCHAMP)は、1948年にフランス・パリで誕生したレザーを主力とする老舗バッグブランド。2018年で創業70周年を迎えた。
手頃な値段感に加え、丈夫で上質なデザインであることから世界中で多くのファンを獲得している。
現在、世界では1800店以上、日本では、東京・神宮前の表参道沿いの旗艦店を中心に50以上の直営店を展開している。1982年からロンシャン・ジャパンが日本でのブランド運営を行っている。
歴史
ロンシャン(LONGCHAMP)は1948年にフランス・パリ、パイプをはじめとする革製喫煙用品製造販売会社からスタートした。日本では1960年代から販売がスタート。
ロンシャンを創業者したのはジャン・キャスグラン氏。創業当時は革張りパイプを主力製品と主力に展開し、そこからメンズレザーグッズ、1980年代初頭からはレディスバッグまで広げ、シューズ、ウエアまで商品を拡大させた。
フランスのロンシャン社は、息子のフィリップ氏の世代を経て、現在はフィリップ氏の長男であるジャン氏がCEOを務めており、70年以上に渡って、キャスグラン家が運営している。
ロンシャンのブランドアイコンとなっているのが、コンパクトに折りたたむことができるナイロンバッグの「ル・プリアージュ(LE PLIAGE)」。ブランド力だけでなく値頃感、軽さなど高い日常機能に加え、豊富なカラー展開と自分仕様にカスタマイズが可能でバリエーションが豊富なのが特徴。グラフィックデザイナーやアーティストとのコラボレーションも積極的行い、レザーのタイプやバックパックなどシリーズ展開している。
2018年にブランド創業70周年を迎え、さらなる認知向上に向けイメージ戦略を強化。レディ・ツー・ウェア(既製服)にも取り組み、2019年春夏ニューヨーク・コレクションでブランド初のショーを開催した。
(2019年3月現在)