ROPÉ


概要

ロペ(ROPE)は、1968年にジュンからデビューしたレディスブランド。「クラシックなのに、モダン。マニッシュなのに、フェミニン。」をコンセプトに、路面店、ショッピングセンター、百貨店などで幅広く店舗を展開する。メインターゲットは30代の女性。

さらにロペブランドとして、1990年デビューしたストアブランド「アダムエロペ(ADAM ET  ROPE)」や1998年デビューのカジュアル業態の「ロペ・ピクニック(ROPE PICNIC)」など、ブランド名に「ロペ」が入る関連ブランドが複数ある。

歴史

ロペ(ROPE)は1968年にジュンが立ち上げたオリジナルブランド。1958年の会社創業以来メンズブランドを展開してきたジュンの初となるレディスブランド。

立ち上げ当初は、パリのエスプリを意識したテイストでありながら、前立て合わせから、パターンや生地、着こなしまでメンズ服の要素を反映させるなど、メンズブランドを成功させるためのトレンドリサーチの役割を担うブランドとなっていた。

ブランド名の「ロペ」は南仏コートダジュールにある地域サントロペから名付けられた。

ロペのメインターゲットは30代の女性だが、20代~50代まで幅広い年代に支持されており、洗練されたエレガンスを、清潔感のあるスタイルで提案している。

ブランド内で、カジュアルラインの「ロペ・マドモアゼル(ROPE mademoiselle)」、高級ラインの「ロペ・エターナル(ROPE ETERNEL)」も展開している。

(2019年3月現在)

ROPÉのブランド情報

カテゴリーレディス
日本
URLhttps://www.rope-jp.com/

ROPÉに関連する記事

専門店レディス3月の売り場観測 イチ押しの春アウターを前面に

2025/03/07

 2月は気温の低い日が多かったが、客は春物へのモチベーションが高かった。トレンチコートなどの春アウターが好調な店もあるが、多くはカーディガンやブラウス、薄手のニットアイテムなど着回しできる中物が売り上げをけん引した...



《人事・機構》YKK(4月1日)

2025/03/06

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

契約して読む
すでに会員の方はこちらからログイン



「ジュンアンドロペ」 ディレクターにモデルの三枝こころさん

2025/03/04

 ジュンのレディスゴルフウェア「ジュンアンドロペ」は、ブランドディレクターにモデルの三枝こころさんが就任した。3月のブランド生誕15周年を節目に、「レディスゴルフウェアをさらに強化する」考えだ。 三枝さんは、17年...



「シンヤコヅカ」25年秋冬ショー ニッチを肯定する思いを込める

2025/02/20

 「シンヤコヅカ」(小塚信哉)は2月17日、都内で25年秋冬のショーを行った。象徴カラーのブルーをメインに絵画のようにテクスチャーに変化のあるワークスタイルのコレクションを組み立てた。(須田渉美、写真=加茂ヒロユキ...



ニュウマン新宿、ファッション軸に好調 ショップと連携し仕掛け連打

2025/02/17

 ルミネがJR新宿駅新南口で運営するニュウマン新宿はショップとの連携による新しい商品の提案と顧客拡大策が実り、ファッションを中心に売り上げを伸ばしている。今期(25年3月期)売上高は今年1月までで前年同期比9.4%...



25~26年秋冬ニューヨーク・ファッションウィーク 匠の技が光るディテール

2025/02/14

 【ニューヨーク=杉本佳子通信員】25~26年秋冬ニューヨーク・ファッションウィークは、「自由」への関心と憧れが高まった。決めつけられたくない、とらわれたくないという気分を、デザイナーが服で表現したシーズンだった。...



レディス専門店 正価×セールのミックスコーデが奏功 「今から着られる」に支持

2025/02/07

 レディス専門店の1月商況は、春の正価品と秋冬のセール品をミックスしたコーディネート提案が当たったという店が多い。値段を問わず「今欲しいもの」「狙っていたもの」を購入する動きが顕著で、シーズンを越えたコーディネート...



専門店レディス2月の売り場観測 定番の春服を今年らしく見せる

2025/02/07

 本格的に春物が立ち上がる。スプリングコートをはじめ、ツイードやテーラードジャケット、デニムアイテムなど、定番の春服をしっかりと幅で見せていきたい。入卒やハレの日に備えて、オケージョン向けのジャケットやセットアップ...



ジュン、春夏に三つの新ライン 上質さを極めたウェアとバッグ

2025/01/15

ジュンは、25年春夏に新ラインを続々と立ち上げる。「アダム・エ・ロペ」からテーラーリングとクラフト感を組み合わせた「EMOELLE」(エモエレ)とバッグに特化した「PFT」(パフト)の二つ、「ロペ」からはハイエンド...



《トップインタビュー2025》ジュン社長 佐々木進氏 基礎体力を上げて多様な事業を

2025/01/10

 気候変動や物価高など環境が大きく変わるなかで、「伝統と革新」を強みに、ファッションにとどまらないカルチャーを発信し続けている。既存事業の見直しの一方で、新たな事業や施策にチャレンジし、客を引き付けている。企業の基...



心斎橋パルコの24年3~11月取扱高、約5割増の275億円に ポップカルチャーが貢献

2025/01/10

 心斎橋パルコは、24年3~11月取扱高が275億円となり、23年度年間実績を上回った。強化しているポップカルチャーが国内外客に支持されていることなどが貢献している。インバウンドの高い伸びが続いていることに加え、国...



《ニュース2024》「長い夏」に振り回される MDの大胆な見直しが必須

2024/12/29

 24年後半、ファッション業界は「夏の猛暑」「長引く残暑」「短い秋」の影響を大きく受けた。秋物の立ち上がりが遅れ、防寒アウターの販売が伸び悩んだ。メーカー・小売り各社ともMDの見直しを迫られた。最高気温を更新 気象...