概要
リーバイス(Levi’s)は、1870年代に、アメリカ・サンフランシスコで誕生した老舗ジーンズブランド。1873年の5月20日に、起業家リーバイ・ストラウス氏らが世界で初めて〝ジーンズ〟を開発したことからブランドがスタートした。
ブランドのアイコンとなっているのは「501®シリーズ」。ブランドの原点となった品番で、現在も世界中で愛されている。
日本ではリーバイ・ストラウス・ジャパンが運営を行っている。
歴史
ブランド誕生の起源となったのは、1873年5月20日に、ババリア(現在のドイツ)出身の起業家リーバイ・ストラウス氏と仕立屋のヤコブ・デイビス氏が、ポケットの補強にリベットを使う方法で特許を取得したこと。この時に初めて〝ジーンズ〟が誕生した。ここからメーカーでありブランドである「リーバイス」がスタートした。このことから同社は、5月20日を〝ジーンズの誕生日〟として、毎年様々なイベントを行っている。
1890年に、品番統制のためのロットナンバーとして、ジーンズの原点とも言える「501®ジーンズ」が誕生。501®シリーズは、120年以上経った今でもブランドのアイコンとなっている。
1936年に模造品と区別するための目印として、バックポケットにタブ(ピスネーム)が取り付けられるようになった。当初は「LEVI'S」と表記されていたが、1971年以降は「LevI’s」の表記に変更され、愛好家の間では「ビッグE」「スモールe」と呼ばれ親しまれてきた。2018年には「ビッグE」が47年ぶりに復活し話題となった。
1940年代にアメリカ全土でリーバイスが大ブームとなり、1950年代には、ジーンズが世界的大ブームとなると、それに伴い一気に認知度を高めた。
1970年に日本でリーバイ・ストラウス(ファーイースト)リミテッド日本支社が発足。1982に現在のリーバイ・ストラウス・ジャパンが設立された。
1994年には「501®」が日本でも商標登録。1999年には、原宿に「リーバイス®ストア」日本1号店がオープンした。
2008年に全世界で「501®シリーズ」をフルモデルチェンジ。2013年にはシルエットのアップデートを行った。
(2019年6月現在)