概要
カナダグース(CANADA GOOSE)は、カナダの高級ダウンウェアブランド。メイド・イン・カナダにこだわり、南極観測やエベレスト登頂、寒冷地での映画撮影といったハードな状況での着用だけでなく、都会のストリートでの着用など、幅広いシーンで愛用されている。
カエデの葉などをあしらったアークティックディスク(ロゴのワッペン)がブランドアイコンとなっている。現在50か国以上で販売されている。
日本では、セレクトショップや百貨店などを中心に販売されており、日本での独占販売権を保有しているのはサザビーリーグ。サザビーリーグは2016年秋冬から取り扱いをスタートし、渋谷区神宮前にオープンさせた日本初の旗艦店は大きな話題となった。レディス、メンズに加えて、キッズ、ベビー、ニット、小物など全ジャンルのアイテムを揃え、カナダグースの世界観を発信している。
歴史
カナダグース(CANADA GOOSE)は1957年、サム・ティック氏が創設した老舗の高級ダウンウェアブランド。カナダ・トロントの小さな倉庫でスタートし、現在は世界50か国以上で販売されている。
創設当初はウールのベストやスノーモービルウェアを専門としていたが、1970年代にサム・ティックの義理の息子であるデーヴィット・リース氏が入社し、大容量にも対応可能なダウン充填機を発明したことで、後にカナダグースとなる「スノーグース」が誕生した。
1997年にデーヴィット氏の息子であるダニー・リース氏が入社し、2001年にはカナダグースの社長兼CEOに就任。メイド・イン・カナダにこだわることを宣言した。
2014年にはトロントにグローバル本社を正式にオープン。2016年にはカナダグース初の旗艦店をトロントとニューヨークに開設した。
2015年にはサザビーリーグとの間で日本における独占販売契約を締結。サザビーリーグが2016年秋冬から展開をスタートさせ、2017年には日本初の旗艦店が神宮前にオープンした。
(2019年5月現在)