概要
カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)は、アメリカを代表するデザイナーブランド。クリーンな美学と革新的なデザインを通じて、アメリカンファッションにおけるリーダーとしての地位を確立した。アメリカの大手アパレル企業、PVHがカルバン・クラインの事業を進めており、レディス、メンズウェアのアメリカでの販売だけでなく、グローバル規模でライセンスビジネスを展開。ブランドも「カルバン・クライン・コレクション」や「カルバン・クライン・ジーンズ」「CKカルバン・クライン」など多彩な構成となっている。
日本での事業運営を担うのは合同会社PVHジャパンで、オンワード樫山が「CKカルバン・クライン」を日本国内で展開している。シャープなカッティングのスーツなどがニューヨークのキャリアウーマンに広がって有名になり、日本では「CK」のロゴTシャツやメンズアンダーウェアのブームでも知られる。
歴史
カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)のスタートは1968年。アメリカ人デザイナーのカルバン・クライン(Calvin Klein)氏と彼のビジネスパートナーであり幼馴染のバリー・シュワルツ氏によって創設された。2017年の全世界の売上高(小売りベース)は約91億ドルで、100か国以上で販売されている。
2016年にラフ・シモンズ(Raf Simons)氏がチーフクリエイティブオフィサーに就任し、コレクションブランドを「カルバン・クライン205W39NYC」に変更し全世界的なリブランディングに着手したが、2018年末にラフ・シモンズの退任が発表された。
2017年にはブランドロゴを変更。従来のCとKだけが大文字だったロゴから、全てが大文字のロゴに変更し、「CALVIN KLEIN」となった。
(2019年2月現在)