【ニューエラ】「子どもの安全」を支える保育士の“隠れた暑熱リスク”に着目、都内の保育園で帽子提供支援を実施

2026/05/29 (2026/05/30更新)

ニューエラジャパン合同会社


ニューエラジャパン合同会社



スポーツ・ライフスタイルのグローバルブランドであるニューエラは、2026年5月に、都内の一部の保育園に向け、保育士の暑熱対策を目的に、帽子提供を行いました。

近年、日本では猛暑の常態化が進み、屋外活動時の暑熱対策の重要性が高まっています。保育園では、子どもへの帽子着用は広く浸透している一方で、保育士自身が帽子を着用する習慣は一般的ではなく、保育現場における大人側の暑熱リスクは十分に認識されていない状況があります。

保育士は、散歩や外遊びの引率など、日常的に屋外で活動する時間が長い職業です。加えて、子どもに寄り添うため前かがみやしゃがんだ姿勢になる場面も多く、地表からの照り返しの影響を受けやすい低い位置で活動する時間が長いことも特徴です。

身長120cm程度の高さでは、大人の高さより気温が約4~7℃高くなることが確認されています※1。保育士は実質的に“こども気温”に近い暑熱環境へ長時間さらされていると考えられ、子どもの安全を支える立場である一方、見過ごされやすい暑熱リスクを抱えている状況にあります。
また、武蔵野美術大学 北徹朗教授による研究※2では、帽子の着用有無による頭部表面温度をサーモグラフィで比較した結果、非着用時57.5℃に対し、赤色の帽子着用時は41.6℃と、15.9℃の差が確認されています。頭部は血流量が多く、直射日光の影響を受けやすい部位であることから、炎天下では頭部を守ることが暑熱対策において重要な要素のひとつと考えられています。
こうした保育現場における“隠れた暑熱リスク”を踏まえ、ニューエラは都内の一部の保育園を対象に、保育士向けの帽子提供の支援を行いました。本取り組みを通じて、子どもの安全を支える保育士自身の暑熱対策についても、関心が広がることを目指します。

【取り組み概要】
提供開始時期:2026年4月下旬より

内容:保育士の暑熱対策を目的とした支援(帽子提供)

提供先保育園:風の森 Picoナーサリ



Picoナーサリは、社会福祉法人風の森(東京都杉並区)が運営する認可保育園です。母体となる久我山幼稚園が約75年にわたり培ってきた幼児教育のノウハウを活かし、リトミック・体操・英会話・絵画・茶道といった特別教育プログラムを年齢に応じて実施。子ども一人ひとりの健康、心の成長と、限りない能力の開花を目指す保育を展開し、東京都で複数の保育園を運営しています。



代表者コメント:社会福祉法人風の森 統括 野上美希様
近年、夏の暑さは年々厳しさを増しており、子どもたちだけでなく、日々屋外で子どもに寄り添う保育士の健康管理も、保育現場における大きな課題だと感じています。これまでも各職員がそれぞれ工夫しながら暑さ対策を行ってきましたが、今回ニューエラ様より帽子をご提供いただいたことで、「保育士自身を守ること」について、園として改めて考える大切なきっかけになりました。保育士が安心して働ける環境を整えることは、結果として子どもたちの安全や笑顔にもつながると考えています。今後も、子どもたちだけでなく、保育に関わる大人たちのQOL向上にも目を向けながら、より良い保育環境づくりに取り組んでまいります。

運営:社会福祉法人 風の森
所在地:東京都杉並区久我山3-37-24
https://www.kazenomori.or.jp/

※1 サントリー×ウェザーマップ社共同検証
※2 北 徹朗(2025)暑熱環境下において温湿度上昇を抑えることが可能な児童用帽子のデザイン開発の試み―色・素材・形状を考慮した新しい赤白帽の提案―、日本教育実践学会第28回大会発表資料
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