概要
ポール・スチュアート(Paul Stuart)は、アメリカの紳士服専門店が起源のメンズ・レディスブランド。アメリカの政財界のVIPが多く所属するアイビーリーグ出身者や世界のエグゼクティブ、セレブに愛されてきた。ポール・スチュアートの哲学は「最大のブランドを目指すのではなく、最高のブランドを目指すこと」。
日本では三井物産が1975年からポール・スチュアート社製品のインポートを開始し、1991年には日本市場でのライセンス契約を締結。国内有力アパレル企業とパートナーシップを結び、メンズ、レディス、雑貨などのライセンス商品を展開している。現在、日本国内には100か所以上の売り場がある。
歴史
ポール・スチュアート(Paul Stuart)の創業は1938年。ニューヨークの中心に位置するマディソン街45番地に紳士服専門店としてオープン。その後、婦人服の展開も開始し、シカゴに進出。2015年夏にはワシントンDCにも出店し、2017年にはニューヨーク本店をリニューアルした。
大きな転換点となったのは2012年末で、三井物産がポール・スチュアート社の全株式を取得。三井物産100%子会社として新たなスタートを切った。日本でのライセンスビジネスは、三陽商会を中核サブライセンシーとしながら、メンズウェア、レディスウェア、各種雑貨などバリエーション豊かに商品を揃えている。日本での旗艦店は、ポール・スチュアート青山店。
(2018年12月現在)