概要
イルビゾンテ（IL BISONTE）は、1970年に創業したイタリア・フィレンツェのバッグ・革製品の老舗ブランド。ブランド名の「ビゾンテ」は、イタリア語でバッファローを指し、バッファローの力強く誇り高いイメージに魅せられた創業者でデザイナーのワニー・ディ・フィリッポ氏によって名づけられ、ブランドを象徴するアイコンとしても使われている。
イタリア産の上質なナチュラルレザーを使用し、職人がハンドメイドで作り上げていくイルビゾンテのアイテムは、使えば使うほど色が深く革が柔らかくなり、持つ人に馴染んでくることが魅力。
現在日本では、ルックが輸入販売を行っており、全国40の直営店での販売とともに、セレクトショップなどへの卸販売も行っている。
歴史
イルビゾンテ（IL BISONTE）は、1970年にイタリアのフィレンツェで、ワニーとナディア・フィリッポの夫妻が設立した革製品ブランド。
創業当初は、フィレンツェの高級店街から一本入ったパリオーネ通りで小さな革製品の店で注文に応じてバッグやベルトを作って売っていたが、次第にフィレンツェのショップから注文が入るようになったことで海外バイヤーの目にとまり、パリやアメリカなどへの展開が始まった。1990年に、創業当初と同じパリオーネ通りに、増床した店舗を構え現在も本拠地として営業が続いている。
日本では、1990年からルックが輸入販売行っている。
2008年秋には、新たにメンズコレクションとして「イル ビゾンテ ウォモ（IL BISONTE UOMO）」がスタートした。
日本では、20～40代の男女を中心に支持を得ており、使い込む程に経年変化を楽しめるヌメ革製品独特の味わいが若い層にも評価され、特に20代の新規客が拡大している。
イルビゾンテはセール販売を行わないブランドの販売方針を採っており、これが顧客からの信頼を得ている。現在は全国40の店で販売しており、今後も年間で2店舗増のペースで拡大していく予定。
（2019年1月現在）
