概要
アレクサンドル・ドゥ・パリ(ALEXANDRE DE PARIS)は、フランスを代表するヘアアクセサリーブランド。ヘアクリップ、バレッタなどが主力アイテムとなっている。初めて開発したアイテムは、パリ・ヴァンドーム広場から着想を得た金細工のようなヘアアクセサリー「ヴァンドームシリーズ」。その後誕生した「ヴァンドームクリップ」は、現在も代表的なアイテムとなっている。
商品は創業以来全てフランス製を貫いている。ブランドロゴは、創業者ルイ・アレクサンドル・レモンの友人であるジャン・コクトーがスフィンクスをなぞらえて描いた。
歴史
アレクサンドル・ドゥ・パリ(ALEXANDRE DE PARIS)は、グレース・ドゥ・モナコ妃やオードリー・ヘップバーン、エリザベス・テイラーなどセレブや女優のヘアスタイリングを手がけていたルイ・アレクサンドル・レモンが、1971年にヘアアクセサリー「ヴァンドームシリーズ」を開発したのが始まり。
軽くて使いやすいアセテート樹脂に、芸術的な装飾を施したヘアアクセサリーは当時珍しく、瞬く間に世界に広がった。
日本では2016年末まで三崎商事が販売していたが、八木通商が本国の株式50%取得したほか、アレクサンドル・ドゥ・パリ・ジャパン(八木通商51%出資、本国49%出資)を設立。2017年から欧州、日本、アジアでのマーケティングを強めている。
(2018年11月現在)