ナリス化粧品、男性育休取得率約8割

2026/06/10 (2026/06/10更新)

株式会社ナリス化粧品


株式会社ナリス化粧品
取得者の約9割が3か月以上取得。夫婦同時取得や分割取得も。初めての部長職の取得実績、取得者の4割超は管理職。




株式会社ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、社員が働きやすい環境を整備する中で2025年度の男性社員の育休取得率が77.8%で過去最高となりました。取得者のうち85.7%が3か月以上の長期取得となりました(分割取得の場合は合計の日数です)ので、6月21日の父の日を前にこれまでの取り組みを報告します。


若年層の管理職でも育休をとりやすい社風


当社は男女雇用機会均等法が制定された1985年に産休・育休制度を導入しました。当初から男性には産前休暇は適用されないものの、育児休業やそれ以外の制度もすべて男女問わず取得できる制度設計でしたが、初めて男性の育休取得者が出たのは2007年。取得者が増えたのは2016年に「育児・介護両立支援サポート」を開始してからです。開始時には社員への告知に加え管理職への教育を徹底。管理職の知識不足や、部署による経験の有無に関係なく希望する社員が前向きに取得できるよう空気感の醸成に努めました。当社の男性育休取得の該当者は年間10名を下回るため取得率はその年によりばらつく傾向がありますが、近年では高い割合で安定し今回は過去最高の77.8%となりました。取得者の85.7%が3か月以上の長期取得で、4割超は管理職。社員同士の夫婦で同時に取得する例も出ています。2025年度の特徴としては、1児(双子の例を含むため2児の場合もあり)に対して、産後パパ育休や育児休業の制度を組み合わせて分割して複数回に分けて取得する例の増加です。取得者のうち約4割は、仕事のスケジュールや家庭の事情に合わせてフレキシブルに取得しています。今回、初めて育児休業を取得した人事部採用担当部長は、「採用の責任者としてこれから当社に入社する社員や若手社員の気持ちを理解し、安心して働ける環境を作っていきたい」と語ります。

育休取得社員(部長職)



社員の相互理解を深める男性育休取得者の増加


当社の育休取得例は長期間であることがほとんどであり、家事や育児の大変さを体感すると同時に、働くママ社員への尊敬も増えるようです。今回夫婦で取得した社員からは、「成長の早い子どものそばで過ごせた時間はかけがえのない時間で、快諾してくれた上司や業務をフォローしてくれた同僚に感謝し、復職後にはフォローし合っていきたいという気持ちになった」という声が上がっています。化粧品やトイレタリー品などの日用品を製造販売する当社にとっては、社員の相互理解にとどまらず、自身が日用品を使用する立場に加えて、家族に使わせる立場を理解することで開発やマーケティングにおいてもヒントになることが多いのではないかと考えます。

夫婦同時に育休を取得した社員


【当社の取り組み】
1985年 産休・育休制度開始 男女雇用機会均等法施行により制度作成
1989年 産休からの復職社員第1号
1993年 自己申告制度 社員が上司を介さずに人事部に直接悩みや希望を申告できる制度
1996年 全社禁煙
      短時間勤務制度開始 
      始業時間は他の社員と同じで、終業時間のみを早められる時短制度を開始
1997年 短時間勤務制度利用社員第1号
1999年 婚姻後の旧姓使用許可
      短時間勤務制度の更新 始業と終業時間を社員が自由に決められる制度に改定
2010年 育児休暇期間を2年までに延長
      それまでは法令と同じ1年6か月もしくは1歳を超えた4月まで
     短時間勤務を小3までに延長
      法令と同じ3歳までを延長。5時間から7時間30分の間で30分刻み
      1か月単位で変更可能
      勤務時間のシフトを小3までに延長 法令は3歳まで。繰り上げ・繰り下げ対応可能
      勤務地限定制度 全国転勤ありから、希望の勤務地限定を選択可能に
2012年 短時間勤務を小6までに延長 それまでの小3までをさらに延長
      勤務時間のシフトを小6までに延長 それまでの小3までをさらに延長
      子の看護休暇を小6までに延長 それまでの法令通りの小学校入学までを延長
      時間外勤務免除を小6までに延長 それまでの法令通りの小学校入学までを延長
      電話相談窓口を新設 人事部に電話・メールでの専用窓口を新設
      通信教育支援 育休中でも通信教育の費用負担を開始
      育休期間を勤続年数に加算
      退職金支給の減額を軽減。社内褒賞制度の10年・25年の永年続勤続表彰の対象に
      復職支援金制度
      3か月以上の育休取得者が復職する際の手当。就学前の子どもの人数×月額2万円
2014年 くるみんマーク取得
2016年 新人事制度開始 マネージャーとスペシャリストが同格の新人事制度を導入
      育児・介護両立支援サポート開始
      育児に加えて家族の介護を行う社員に対してのサポートと管理職への教育実施
2018年 肌休暇制度 心と体と肌を健康に保つための休暇制度
      フレックスタイム勤務制度 
      それまでの限定した職種の社員に対しての制度を全社員に適用
2019年 社内呼称「さん」付けに 役員・管理職を含め、全社員の呼び名を「苗字+さん」に統一
2020年 時間有休制度 1日もしくは半日単位の有休取得を1時間単位で取得可能に
      パパブック作成 男性育休取得推進のサポートブック。本人用と管理職用で啓蒙
2022年 ママスペシャリスト執行役員誕生 ママでスペシャリストの執行役員誕生
2023年 プラチナくるみん取得
      女性スペシャリスト役員誕生 
      女性スペシャリスト役員・ママ事業部長・ママ執行役員誕生


【休暇を推進している取り組み】
肌休暇(2018年4月から開始)・リフレッシュ休暇・メモリアル休暇

【その他の取り組み】
ノー残業デー(年間16日)・全社フレックスタイム制度・時間有休

【女性活躍関連の受賞歴】 
2018年12月 Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2018受賞
2020年2月 大阪市女性活躍リーディングカンパニー 優秀賞受賞
2025年10月 EXPO2025 JPO-WIPO AWARD受賞





■参考資料(過去に発行した働き方に関するニュースリリースのタイトル)
2016/03/30 過去10年の育児休業復職率100%
2017/04/19 育児休業後の定着率3年連続100%
2018/02/28 ナリス化粧品、「肌休暇」制度導入へ
2018/04/25 ナリス化粧品、女性管理職比率10年間で2倍以上に
2018/12/25 ナリス化粧品、日本最大の女性アワード FORBES JAPAN WOMEN AWARD受賞
2019/04/24 ナリス化粧品、正社員の女性比率10年間で34%から53%に
2020/02/04 ナリス化粧品、大阪市女性活躍リーディングカンパニー 優秀賞受賞
2020/06/30 ナリス化粧品、男性育休取得増を目指し、「パパブック」作成
2021/03/26 ナリス化粧品、ママ昇進10年でのべ11人
2021/06/17 ナリス化粧品、男性育休取得者のうち2/3が3か月取得
2022/06/01 ナリス化粧品、男性育休取得者の100%が、「取得期間1か月以上」
2023/01/05 ナリス化粧品、「プラチナくるみん」企業に認定
2024/04/05 ナリス化粧品、女性社員比率・管理職比率・管理職ママ比率2倍に
2024/04/12 ナリス化粧品、自己能力・価値向上応援手当を支給
2024/06/03 ナリス化粧品、男性育休取得率56%。全員3か月以上取得
2025/10/07 ナリス化粧品 EXPO2025 JPO-WIPO AWARD 受賞
2026/04/28 ナリス化粧品 勤続年数全体3.7% 女性6年伸長

ナリス化粧品は、1932年に大阪市福島区で創業し、経営理念として「for others~人様のために~」を掲げ、これまで「社員一人ひとりが、人様に役立てる実力を持つ人になる」という自らに向けた誓いとして、一貫して化粧品を通じて皆様に安心と幸福をお届けしたいと願い、歩み続けています。
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