2023年8月14日~8月18日に繊研電子版で読まれた記事をランキング形式でご紹介。
1位:スポーツ関連上場企業の4~6月連結業績 競技系は伸ばすもゴルフやキャンプが苦戦
スポーツ用品関連上場企業の23年度第1四半期(4~6月)連結業績は、行動制限の緩和で明暗が分かれた。水泳を含む屋内外のほとんどの競技大会が通常開催され、競技系が好調に推移した一方、レジャーの分散化に伴いゴルフやキャンプなどが苦戦した。原材料価格の上昇や円安による仕入れコスト・人件費の増加などによる営業減益も目立つ。
2位:《売れてる理由》東海地区のオンセブンデイズ アパレルで集客する雑貨店
キッチンやインテリア関連などを扱う雑貨店オンセブンデイズ(愛知県豊川市)は、「1週間に7日通える店」を目指し、その思いを名前に込めている。目を引くのはアパレルの品揃え。トレンドを加味したアウターは、〝雑貨店が扱う服〟の範囲を軽く超え、アパレル目的の客を取り込んでいる。
3位:踏み込むSCディベロッパー 領域拡大で既存事業も活性化
SCディベロッパーで、従来の不動産賃貸以外の事業を強化する動きが相次いでいる。コロナ禍以降、事業環境と消費者ニーズが変化するなか、新たなビジネスモデルを作り、成長につなげるのが狙い。
4位:《中小紡績が切り開く未来①》技を磨き生かす、探究心尽きず 新原料の活用や設備投資も
日本の紡績産業は縮小の一途をたどってきた。それでも国内生産を守り続けてきた中小紡績の技術力が今、脚光を浴びている。得意技に磨きをかけ、それを生かしつつ、新しい原料の活用や設備投資、企業間連携など〝攻め〟に転じている。尽きることのない探究心がその源泉だ。コロナ禍を経て、視線は海外へ向き、市場開拓にも本腰を入れ始めた。
5位:《インタビュー》伊藤忠商事 執行役員 繊維カンパニーブランドマーケティング部門長 福垣学さん 次への新たな一手を打つ 「夢と感動と笑顔」のために
伊藤忠商事の繊維カンパニーブランドマーケティング部門は「コロナ禍明けの修復と、次への新たな一手」を方針に掲げる。シューズの伸長、中高級品のブラッシュアップ、海外市場拡大に注力する。