概要
パトリック(PATRICK)は、フランス発祥の老舗スポーツシューズブランド。「誰もが履いていて楽しくなるような心地よい靴作り」を理念に、シューズ後方の2本のラインとビビッドな色使いが特徴。
1980年代には世界に広まり、カメイ・プロアクトが1998年に日本における商標権を取得。カジュアルなテイストの日本製シューズを製造・販売している。
日本での主要客層は35歳以上。大手ブランドを一通り履いてパトリックにたどり着くことも多い。流行に左右されることなく、洗練された大人のファッションを表現するシューズブランドとして、現在も、日本上陸当時のキャッチコピー「足元のメークアップ」を受け継いでいる。直営店の「パトリックラボ」を7店舗運営している。
歴史
パトリック(PATRICK)の誕生は1892年、西フランスのプゾージュ村で靴職人のパトリック・ベネトー氏が息子達と一緒に靴作りを始めたことがきっかけ。1972年にブランドのイメージである2本ラインが誕生し、フランスを代表するブランドとして、サッカーシューズを始めとしたさまざまなスポーツ競技の場面で地位を確立していった。
パトリックが日本に上陸したのは1978年。カメイ・プロアクトがパトリックの輸入販売を開始したのが1982年。1990年には日本国内生産モデルの販売に着手した。1998年4月にカメイ・プロアクトは、パトリック・インターナショナルから日本国内における商標権を取得。2006年にはパトリックブランドのアパレルラインの展開をスタートし、2009年2月には初の直営店「パトリックラボ銀座」を開設した。
(2019年4月現在)