概要
エルベシャプリエ(Herve Chapelier)は、舟型のナイロン製トートバッグがブランドアイコンとなっているフランスのバッグブランド。カラフルで上質な素材を使用したカジュアルバッグは、欧州だけでなく日本でもロングセラーとなっている。
ブランドの初期は、主にアメリカでカジュアルバッグを生産していたが、その後、舟型のナイロントートバッグのフランスでの生産をスタート。現在はフランスでの生産にこだわり展開されている。美しいカラー、高品質な素材に加えて、シンプルなフォルムを特徴としたアイテムで、幅広い年代の女性に人気となっている。
日本では百貨店、有力ファッションモールを中心に展開し、サニーサイドアップが運営している。サニーサイドアップが展開する店舗数は、2018年11月時点で30ショップ。
歴史
エルベシャプリエ(Herve Chapelier)がスタートしたのは1976年。当時26歳だった創設者のエルベ・シャプリエ氏がパリで立ち上げた。初めて売り出したのは、オレンジ、イエロー、フューシャピンク、赤、紫などのカラフルなダッフルバッグ。1980年には、現在も人気が続くカラフルなデイパックを発売し、フランスの高校生や大学生の間でブームとなった。
1985年には舟型のナイロントートバッグのフランスでの生産がスタート。何百万個という単位のメード・イン・フランスの舟型ナイロントートが全世界で販売された。2005年には、初のリュクスラインの「GP」をリリースし、今ではエルベシャプリエを代表するシリーズとなっている。
(2019年3月現在)