一般社団法人アップサイクルと神戸市、森林整備で搬出された広葉樹の枝葉を繊維製品にアップサイクルする事業連携協定を9月1日(火)に締結

2026/09/01 (2026/09/01更新)

一般社団法人アップサイクル


一般社団法人アップサイクル
新たな神戸市内の森林資源循環の仕組みづくりを構築

一般社団法人アップサイクル(所在地:大阪市、代表 森原 洋)と神戸市(市長 久元 喜造)は、神戸市内の森林整備にて搬出される広葉樹の枝葉の循環利用を目的として、2026年9月1日(火)に事業連携協定を締結しました。協定に基づく取り組みとして、神戸市産広葉樹をアップサイクルした「KOBE WOOD Tシャツ」を制作します。

神戸市の黒田慶子副市長(右)とアップサイクル嘉納未來理事(左)




これまで活用が難しかった神戸市産広葉樹の枝葉に新たな命を吹き込む取り組み
一般社団法人アップサイクルは資源や食品残渣のリサイクル率向上を推進することを目指して神戸市やネスレ日本株式会社をはじめとする参画企業・団体により2023年2月に設立されました。推進するプロジェクト「TSUMUGI」は、 複合素材のため再資源化が難しい紙パッケージや大きさ・形状から活用が難しい間伐材を紙糸に生まれ変わらせる取り組みです。プロジェクト「TSUMUGI」の紙糸を使用して作られた物品は、主に店舗やECサイトによる一般消費者への販売や参画企業・団体内のユニフォームやノベルティとしても活用されてきました。

神戸市では、森林・里山の再生を目指して2025年から「森の未来都市 神戸 推進本部」を設置し、同年6月には神戸産の木材等に関するブランド「KOBE WOOD」を創設しています。神戸市内の森林の9割は広葉樹林であり、防災の観点からも間伐をはじめとする適切な森林管理が必要となります。しかし、広葉樹は針葉樹に比べて伐採した木材の利用方法が限られており、なかでも枝葉については整備地の土留め以外では残置されています。

森林整備で残置された広葉樹の枝葉

この度、一般社団法人アップサイクルは神戸市と事業連携し、利用が限られていた神戸市産広葉樹の枝葉を紙糸に生まれ変わらせることで「KOBE WOOD Tシャツ」にアップサイクルする取り組みを開始します。広葉樹は針葉樹に比べて繊維が短く単独では品質が安定しないという欠点がありましたが、神戸市内をはじめとする資源回収ステーションで市民から回収した紙資源と組み合わせることで実現にいたりました。
こうした新たな広葉樹の枝葉の活用によりアップサイクルされた「KOBE WOOD Tシャツ」を市民の方々に届けることで、神戸市における森林資源循環の仕組みづくりを目指します。
協定内容
期間: 2026年9月1日(火)から2028年3月31日(水)
役割:
神戸市:森林整備で発生する広葉樹の枝葉を有償提供
一般社団法人アップサイクル:神戸市産広葉樹の枝葉を活用した「KOBE WOOD」製品(Tシャツ等)製造・広報
スケジュール:
2026年9月1日:事業連携協定
2026年10月以降:森林整備の進捗に合わせ、枝葉の提供や関連イベント・SNS等での広報、製品制作と販売


KOBE WOOD Tシャツ原産国:日本
素材:綿70%、分類外繊維(和紙)30%
サイズ:
S:身・着丈:65cm、胸囲:88cm
M:身・着丈:67cm、胸囲:94cm
L:身・着丈:69cm、胸囲:100cm
XL:身・着丈:71cm、胸囲:106cm
XXL:身・着丈:73cm、胸囲:112cm
※通常の綿製品同様に洗濯・乾燥していただけます



参考資料
プロジェクト「TSUMUGI」について
 プロジェクト「TSUMUGI」は、使用後の紙資源や未利用の間伐材を紙糸に生まれ変わらせる取り組みです。紙糸は、天然繊維ならではの柔らかさと、軽量性、吸放湿性が特徴で、まるで自然の中にいるようなやさしい肌触りを感じることができます。しっかりとした縫製で、みなさまに長く愛用してもらえるようMade in Japanならではの技術が詰まっています。「TSUMUGI」という名前には、わたしたちと地球や社会・地域コミュニティを紡ぐ象徴として手に取っていただきたいという想いが込められています。



KOBE WOODについて
 神戸の森林・里山・まちを未来につなぐことを目的として、神戸市内の森林管理や都市整備で搬出された自然資源の活用を促進するため、神戸産の木材等に関するブランド「KOBE WOOD」が誕生しました。

KOBE WOODの条件:1~3のいずれかを満たし、環境への負荷をできる限り低減したもの
1. 神戸市内の森林管理や都市整備によって伐採・搬出された原木をはじめとする自然資源
2. 1.を原材料として加工された木材や製品で、神戸市又はその近隣で加工されたもの
  ※製品における利用率は問いません
3. 資源循環を目指して適切な管理がされている神戸市内の立木





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