美容液のAI回答状況を調査|キュレルが言及率18.2%・公式サイト引用率2.5%でともに首位

2026/10/23 (2026/10/23更新)

株式会社プレティアジャパン


株式会社プレティアジャパン
5つの生成AIへ80問・計4,400回の質問を実施。肌悩み6領域中2領域で両指標の首位が異なる結果に


肌悩み・化粧品に関するAI回答状況を調査

AI回答に自社ブランドの名前が挙がる。それでも、顧客の質問に答える根拠として自社の公式URLが表示されるとは限りません。
株式会社プレティアジャパンは、この違いを明らかにするため、日本国内の化粧品10ブランドを対象に、AI回答におけるブランド言及と公式サイト引用の状況を調査しました。

本調査では、ChatGPT、Google AI Overview、Google AI Mode、Gemini、Copilotの5つの生成AIに対し、美容液に関する80問を各11回、計4,400回質問し、有効回答4,313件を分析しました。
ブランド名がAI回答に登場した割合を「言及率」、企業公式サイトのURLが情報源として表示された割合を「公式サイト引用率」として集計しています。

その結果、全体ではキュレルがブランド言及率18.2%、公式サイト引用率2.5%で両指標の1位となりました。
一方で、6つの肌悩み領域のうち2領域では、言及率1位と公式サイト引用率1位のブランドが一致しませんでした。
さらに、公式サイト内でも商品詳細、特集、解説記事など、引用されるページの種類にブランドごとの違いが見られました。
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4,313件のAI回答全文や引用元URLなど、詳細な調査結果を無料でご覧いただけます。
なお、本レポートのランキングは調査対象の質問とブランド名・公式URLの判定ルールに依存します。市場シェア、売上順位、企業全体の品質評価を示すものではありません。
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調査概要

調査の背景
美容液を選ぶ際、「敏感肌でも使いやすいものは?」「毛穴が気になるとき、何を比較すればいい?」と、自分の肌悩みから商品や成分、使い方を調べることがあります。
店頭で相談することに加え、生成AIに質問し、選択肢や情報を整理しながら購入を検討する場面も広がっています。

この変化のなかで、企業が見落とせないのは「ブランド名が言及されること」と「公式サイトの情報が引用されること」の違いです。
AIが自社の名前を挙げていても、実際の回答で第三者サイトや競合のURLが示されれば、企業が用意した商品情報や肌悩みの解説が引用されているとは限りません。
ブランドの言及状況だけでは、どの公式情報が顧客の疑問に対して示されているのかを判断できないのです。

AIを顧客の疑問と企業の情報をつなぐ接点として活かすには、 「どの肌悩みの質問で、どの公式ページが引用されるのか」 を具体的に確かめることが重要です。
本調査では、全体の言及・引用率だけでなく、肌悩み別の違いと、商品詳細・特集・解説記事など引用ページの種類まで比較しました。
主な調査結果
結果1. キュレルが全体の言及率・公式サイト引用率でともに1位
全4,313件の有効回答を分母に集計した結果、キュレルはブランド言及率18.2%、公式サイト引用率2.5%で両指標の首位でした。言及率ではメラノCC12.5%、DECORTE11.6%が続きます。
一方、IPSAは言及率2.0%の8位でも、公式サイト引用率は2.2%の2位でした。

グラフ1. 10ブランドの言及率・公式サイト引用率(全有効回答4,313件)

分母:有効回答4,313件。1つの回答に複数ブランドが含まれる場合があります。
ここでの「言及」はAI回答にブランド名が出現した割合、「引用」はAI回答に企業公式サイトのURLが表示された割合です。同じ質問でも、ブランド名が出ることと公式URLが示されることは別の指標であり、順位は一致しないことが分かりました。
結果2. 肌悩み領域によって、言及されるブランドと引用されるブランドが変わる
80問を「シミ・くすみ」「紫外線・日焼け後の乾燥」「乾燥・保湿・敏感肌」「毛穴・皮脂」「ニキビ・肌荒れ」「ハリ・乾燥小じわ」の6領域に分類し、各領域の有効回答数を分母として集計しました。

図2.A 肌悩み別ブランド言及率ヒートマップ


図2.B 肌悩み別公式サイト引用率ヒートマップ

乾燥・保湿・敏感肌ではキュレルがブランド言及率39.5%、公式サイト引用率5.6%でともに首位となりました。
シミ・くすみでも、メラノCCが言及率33.2%、公式サイト引用率7.5%で両指標の首位でした。

一方、首位ブランドが一致しなかったのは「毛穴・皮脂」と「ハリ・乾燥小じわ」の2領域です。
毛穴・皮脂ではメラノCCが言及率14.3%で1位でしたが、公式サイト引用率ではIPSAが4.7%で1位でした。
ハリ・乾燥小じわではDECORTEが言及率20.3%で1位だったのに対し、公式サイト引用率ではIPSAが3.1%で1位となりました。

このように、6つの肌悩み領域のうち2領域では、言及率と公式サイト引用率の首位ブランドが異なりました。
企業には、重点とする肌悩みに対してどのブランド名が言及され、どの公式ページが情報源として引用されるかを確認することが求められます。
示唆
今回の調査が示したのは、AI回答で「名前が挙がること」と「公式サイトが情報源として引用されること」は同じではなく、その関係が肌悩みや引用ページの種類によって変わるということです。
全体ではキュレルが両指標で首位でしたが、肌悩み別には6領域中2領域で両指標の首位ブランドが異なりました。
化粧品メーカー・美容EC事業者が確認したいのは、ブランドの言及率だけではありません。
自社が注力する肌悩みの質問を起点に、引用された公式URLと実際のページ内容を照合し、商品詳細・肌悩みの解説・FAQ・特集ページなどを必要に応じて整備し、再計測することをおすすめします。
AIに顧客の疑問を整理する接点としての役割を見いだし、公式情報の伝わり方を改善するための実務的な取り組みです。
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なお、本レポートのランキングは調査対象の質問とブランド名・公式URLの判定ルールに依存します。市場シェア、売上順位、企業全体の品質評価を示すものではありません。
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株式会社プレティアジャパンについて株式会社プレティアジャパンは、「AIに相談して選ぶ時代のECをつくる」というミッションを掲げ、顧客意図を理解するAIで「エージェンティックコマース」の実現を目指しています。エージェントコマースSaaS、GEO対策サービス、ショッピングプラットフォームという3つのサービスを通じて、自社ECのCX・顧客理解・AI集客の進化に貢献してまいります。

サービスに関するお問い合わせ:info@plateer.co.jp




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公式サイト
■株式会社プレティアジャパン 
所在地 :〒108-0023 東京都港区芝浦3-17-11 天翔田町ビル903号
代表者名:イ・ボンギョ / LEE BONG KYO
設立  :2025年1月29日
資本金 :8,000万円
事業内容:AI-CX SaaSおよびプラットフォームサービスの開発・運営
・genser(ジェンサー):エージェンティックコマースAI SaaS
・genrank(ジェンランク):GEO/LLMO対策サービス
・gelatto(ジェラート):AIショッピングプラットフォーム
関連会社:株式会社プレティア(韓国)/2005年 創業/2021年 KOSDAQ上場
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