過去の写真から着用履歴を振り返り、秒針に合わせたタップで日差を記録。時計をスマートフォンに近づけずに測定できる機能を追加
TSUGUHA(代表: 森浩輝)は、腕時計と過ごした日々を記録するアプリ「Tokeibako(トケイバコ)」のAndroid版を、2026年10月8日にバージョン2.0へ更新しました。Tokeibakoは、持っている時計と「今日どれを着けたか」を記録し、アプリを入れる前に撮った写真からも過去の着用を振り返れるアプリです。今回の2.0では、機械式時計の精度(日差)を秒針に合わせたタップだけで記録できる「日差トラッカー」などを追加しました。iOS版は9月20日に2.0を公開しています。
Tokeibakoでできること
腕時計は時刻を知るための道具である一方、服装やその日の気分で選んだり、身に着けた姿を写真に残したりと、人それぞれの楽しみがあります。Tokeibakoは、そうした時計との日々を後から振り返るためのアプリです。
- 今日の一本を記録: 腕の時計にカメラをかざすと、端末内のAIが手持ちの時計の中から判別して着用を記録します。リストから選んで記録することもできます
- 過去の写真から着用履歴を復元: 写真ライブラリをさかのぼり、アプリを入れる前に撮ったリストショットから、いつどの時計を着けていたかを掘り起こします
- 端末内で判別: 時計の判別と写真ライブラリの解析は端末内で行い、これらの処理のために写真を外部サーバーへ送信することはありません。アカウント登録も不要です

腕の時計にカメラをかざすと、端末内のAIが手持ちの時計から判別して記録(画面はiOS版)
Android版2.0で新しくなったこと
機械式時計の精度の変化を、日々確かめられる「日差トラッカー」
機械式時計は、使い方や状態によって一日に進む・遅れる秒数(日差)が変わります。日差トラッカーでは、秒針に合わせて画面をタップするだけで、インターネット上の正確な時刻(NTP)と照合し、日差を「秒/日」で記録します。記録はグラフで推移を振り返れます。
マイクで時計の音を拾う方式ではないため、時計をスマートフォンに近づける必要がありません。スマートフォンはスピーカーや磁石を多く含み、機械式時計を近づけること自体が磁気帯びのリスクになります。精度の測り方を選ぶうえで、まず時計を守ることを優先しました。

日差トラッカーの計測画面: 秒針が12を指した瞬間からタップしていきます

結果画面: 日差を「秒/日」で記録し、推移をグラフで振り返れます(数値は表示例)
そのほかの新機能
- ボックスの内装: アプリ全体の背景を、時計箱の内装に見立てて変更できます。使い続けると素材が順に解放されます
- 季節限定の文字盤: お正月・節分・桜・七夕・ハロウィン・クリスマス。期間中に一度開けば、その後もずっと使えます
- 端末間の引き継ぎ: 選んだフォルダへ自動でバックアップし、新しい端末で復元できます

ボックスの内装: 使い続けると素材が順に解放されます

時刻合わせ画面の文字盤: クラシック・ドレス・スポーツなどのプリセットから選べます
なお、Apple Watchからの着用記録と、iCloudによる同期はiOS版の機能です。
Tokeibakoが生まれた理由
開発者自身が時計の愛好家です。「記録はしたいけれど、面倒なのはとにかく嫌だ。なんなら記録してなかったつもりでも記録されていてほしい」という自身の欲求から開発が始まりました。
時計好きがつい撮ってしまうリストショットは、すでに写真ライブラリに蓄積されています。それを掘り起こせば、新たな記録作業を増やさずに、時計とともに過ごした時間を振り返ることができる。この発想がアプリの核になっています。
時計を持っていること自体が、盗難などのリスクにつながることもあります。Tokeibakoにアカウント登録や公開プロフィール、利用者同士の交流機能がないのは、所有している時計を他人に知られずに記録できるようにするためです。開発者にも、誰がどの時計を持っているかは分かりません。金額も標準では隠れており、タップしたときだけ表示します。
また、時計との生活そのものを楽しんでほしいと考えています。そのため、相場や買取価格を表示する機能や、売却を勧める導線は、意図的に設けていません。購入金額や売却の記録は、ご自身の控えとして残せます。
関連する取り組み: 時計の仕組みと言葉を、無料で学べる教材と辞典
Tokeibakoの公式サイトでは、2026年9月から、時計をより深く楽しむための無料のWeb教材と用語辞典を公開しています。
無料Web教材「機械式時計のしくみ」
URL: https://tokeibako.app/mechanism/
機械式時計はどうやって規則正しく動くのか。なぜ永久カレンダーにも例外があるのか。そうした疑問を、実物を分解することなく、ブラウザ上の3Dモデルで確かめられる教材です。
- たとえば: 脱進機が「停止・解放・衝撃・自由振動」を繰り返して時を刻む様子、ムーンフェイズの円盤に月が2つ描かれている理由、永久カレンダーでも西暦2100年が例外になる理由、ミニッツリピーターが「10時38分」をどのように鳴らすのか
- 収録: 基本構造から複雑機構まで13の機構、78の部品
- 操作: 部品を一つずつ外す・組み立てる、動きの速さを1/8倍から600倍まで切り替える、クロノグラフなどを模型上のボタンで操作する
- 各章に、よくある誤解を正す解説と、参考にした資料(全36件)を明記
- 日本語・英語に対応。インストール・登録不要、スマートフォン・PCのブラウザで無料で利用できます
時計用語辞典
専門用語に出会ったときに、「30秒でわかる」概要から「詳しく」「よくある誤解」へと段階的に読み進められる辞典です。ムーブメントから素材、整備まで23のカテゴリに分かれ、参考資料も併記しています。日本語・英語で調べられます。
アプリ概要
- 名称: Tokeibako(トケイバコ)
- 対応OS: Android/iOS 17.5以降(Apple Watch: watchOS 11.0以降)
- 価格: 無料(時計の登録は3本まで。着用記録、写真からの着用履歴の復元、日差トラッカーは無料版でも利用可能)
- Pro: 月額600円/年額3,800円/買い切り9,800円(登録数無制限、文字盤の詳細なカスタマイズ、ボックスの内装、型番からのスペック自動入力など)
- 対応言語: 日本語・英語ほか全11言語
- Google Play: https://play.google.com/store/apps/details?id=app.watchbox.mobile
- App Store: https://apps.apple.com/app/id6788970141
- 公式サイト: https://tokeibako.app/
会社概要
- 屋号: TSUGUHA
- 代表: 森浩輝
- 所在地: 東京都新宿区新宿2丁目8番15号 パークフロント新宿 202号室
- 事業内容: モバイルアプリ・Webサービスの開発・運営
- お問い合わせ: support@tokeibako.app
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