概要
ステートオブエスケープ(STATE OF ESCAPE)は、2013年にオーストラリアで誕生したハンドメイドのバッグブランド。ボディには軽量で柔らかいネオプレン素材を、ショルダー部分はセーリンググローブを使用し、軽量でありながら頑丈、さらにコンパクトに畳めて水洗いができるという使いやすさが特徴。
製造は全てオーストラリアで、ブランドのコンセプトは「ユニークかつエッジーで、美しくデザイン性のあるキャリーオールを作る」。
2015年秋冬からサザビーリーググループのロンハーマンが独占販売してきたが、2016年12月にサザビーリーグが総代理店契約を締結した。日本での販路は全国の百貨店、セレクトショップなど。
歴史
ステートオブエスケープ(STATE OF ESCAPE)は、2013年にオーストラリア出身の女性(ブリジット・マガウアン、デズリー・メイドメント)が2人で立ち上げたバッグブランド。結婚前はグラフィックデザイナーとして働いていたブリジットとファッション関連の仕事をしていたデズリーが互いの子供を通じて出会い、バッグ製作を始めたことがブランドを立ち上げるきっかけとなった。
開発にあたって、ワイン醸造家の夫と世界中を旅していたブリジットの経験をもとにシンプルで実用性の高いキャリーオールをめざし熟考を重ねた。ネオプレン素材を採用したのは、娘が履いていたネオプレンの靴からヒントを得たことと、海の近くで育ち、マリンアクティビティーを趣味としていたことからネオプレン素材が身近だったことも影響している。
機能性とファッション性を兼ね備えたバッグは世界中で愛されており、日本でも人気が高まっている。
(2019年2月現在)