概要
レイン・スプーナー（reyn spooner）は、ハワイアンシャツのパイオニアとして知られるアメリカのブランド。1つ1つ、手で描き起してきた2000種類にも及ぶプリントパターンや「スプーナークロス」と呼ばれる洗うほどにしなやかな風合いを出すコットン・ポリエステル混紡素材を用いた、ハワイアンシャツが有名。
プリント生地を裏返しにして洗いざらしたような風合いを生み出すなど、独自の製法を持っている。主力のハワイアンシャツだけでなく、ハーフパンツ、服飾雑貨などアイテムを持ち、ライフスタイルブランドとしての打ち出しを強めている。
歴史
レイン・スプーナー（reyn spooner）は、1956年にハワイ発祥のハライフスタイルブランドとして、紳士服店を営んでいたレイン・マッカラーとサーフトランクスを展開していたルース・スプーナーが共同で創設した。
日本では1996年頃から百貨店、専門店でインポートを中心に展開がスタート。2015年に伊藤忠商事が日本における独占輸入販売権とマスターライセンス権を取得し、2016年春夏から総合的なブランディングを始めた。
インポートは百貨店販路を主力とする一方、ライセンスはセレクトショップへの供給が中心。伊藤忠商事は、インポートとライセンスを組み合わせた販売を推進しており、2016年はウェア、靴、バッグ、タオル、帽子の5分野の展開だったが、その後、傘、水着、インテリアなどにアイテムを拡充している。
（2018年12月現在）
