サロン利用に地域差が! 美容室の利用率1位は三重県で84.5% 利用金額1位は石川県で9,477円 利用時間の全国最長は沖縄県で105分

2026/08/27 (2026/08/27更新)

株式会社リクルート


株式会社リクルート
美容に関する都道府県ランキング2026

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:牛田 圭一)の美容に関する調査研究機関『ホットペッパービューティーアカデミー』(https://hba.beauty.hotpepper.jp/)は、全国の15~49歳の女性を対象に、美容サロン※の利用実態を調査し、都道府県別に集計しました。
その結果、美容室の利用率が全国で最も高かったのは三重県(84.5%)、1回あたりの平均利用金額が最も高かったのは石川県(9,477円)でした。また、平均利用時間は沖縄県(105分)が全国最長になるなど、地域によってサロンの使い方が異なる結果となりました。
本調査では、都道府県ごとの美容サロンの利用実態を明らかにすることで、地域特性に合わせたサロンづくりや、集客・メニュー提案のヒントとしてご活用いただくことを目指しています。
※美容サロン…美容室、エステサロン(フェイシャル、ボディ/痩身、脱毛)、リラクゼーションサロン、ネイルサロン、アイビューティーサロン

1.美容室の利用率:三重県が84.5%で全国1位
2.美容室の1回あたり平均利用金額:石川県が9,477円で全国1位
3.美容室の平均利用時間:沖縄県が105分で全国最長
4.ネイルサロン・リラクゼーションサロンの利用率:いずれも東京都が全国1位
5.美容室でスタッフと会話したい割合:栃木県が51.7%で全国1位

<研究員からのコメント>


美容サロンの利用金額や利用時間、過ごし方には、都道府県ごとに特徴が表れました。
まず、サロンの利用では、三重県は美容室の利用率が全国1位。さらにエステやアイのジャンルでも全国1位と、美容サロン利用が「生活の一部」として定着しています。一方、東京都はネイルやリラクゼーションといった、忙しい日々のなかで見た目や気分を“整える”サロンのニーズが高いようです。
利用金額や利用時間にも地域差があります。石川県は美容室の1回あたりの平均利用金額が全国1位。店販購入率やカラー利用率が高く、美容室での施術から自宅ケアまでしっかり投資する傾向が見られます。沖縄県は美容室の平均利用時間が全国最長で、時間のかかるメニューをじっくり組み合わせて利用しています。また、栃木県は「スタッフと会話したい」割合が全国1位ですが、平均利用時間は全国で最短です。
地域のお客さまが美容に何を求め、どのようにサロンを利用しているかを捉えることが、接客の仕方や提案するメニューを考えるヒントになるのではないでしょうか。

『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子




調査トピック1.:美容室の利用率は、三重県が84.5%で全国1位

三重県はエステサロン、アイビューティーサロンの利用率も全国1位
過去1年間に美容室を利用した女性の割合は、三重県が84.5%で全国1位。
三重県はエステサロン(フェイシャル、ボディ/痩身)が15.5%、エステサロン(脱毛)が16.1%、アイビューティーサロンが25.3%と、いずれも全国1位であり、複数のジャンルにわたって利用率が高い。
利用率(過去1年) 都道府県ランキング














※利用率:「過去1年間の1回(程度)以上利用者」の割合
<研究員からのコメント>
三重県は、美容室に加えてエステやアイビューティーなど複数ジャンルでサロン利用率が高く、美容サロンが特別な場ではなく日常の一部として定着している様子がうかがえます。名古屋など都市部へのアクセスもよく、美容情報に触れやすい一方、車での移動が多いことから、幅広いエリアのサロンを利用しやすい環境にあることも、こうした利用の広がりを後押ししているのではないでしょうか。
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)

調査トピック2.:美容室の1回あたり平均利用金額は、石川県が9,477円で全国1位

石川県は店販購入率、カラー利用率も高くいずれも全国2位
美容室1回あたりの平均利用金額は、石川県が9,477円で全国1位。
石川県は、美容室での店販購入率が42.0%で全国2位、カラー利用率が59.1%で全国2位、平均利用時間が102分で全国3位と、いずれもTOP3圏内。
1回あたり平均利用金額 都道府県ランキング【美容室】TOP10

※美容室の過去1年利用者が対象(実数回答、外れ値を除く)

店販購入率 都道府県ランキング【美容室】TOP5
店販:サロンで販売している「商品」



※美容室の過去1年利用者が対象
(単一回答、「ここ1年間で購入した」+「ここ1年間の購入はないが、過去に購入したことがある」の割合)
石川県の美容室利用の特徴



<研究員からのコメント>
石川県は美容室1回あたりの平均利用金額の高さは、商品購入・施術メニュー・滞在時間という複数の指標が高いことからも、美容室で施術を受けるだけでなく、自宅で使用する商品もサロンで購入し、髪をケアしている様子がうかがえます。地域特性の一つとして、石川県の女性の就業環境が挙げられます。石川県は、女性の有業率が54.9%、夫婦共働き世帯の割合が56.0%と、いずれも全国4位(※1)です。働く女性や共働き世帯が多いなかで、1回の来店の価値を高め、その後は自宅でケアを続ける-そうしたスタイルが浸透しているとも考えられます。
※1出典:石川県「令和4年就業構造基本調査結果の概要」
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)

調査トピック3.:美容室の平均利用時間は、沖縄県が105分で全国最長

沖縄県はカラー利用率も全国1位、縮毛矯正・ストレートパーマ利用率は全国3位
美容室の平均利用時間は、沖縄県が105分と全国最長で、全国平均の93分を12分上回る。沖縄県はカラー利用率も59.3%で全国1位、縮毛矯正・ストレートパーマ利用率は25.2%で全国3位となっている。
平均利用時間*(長い順) 都道府県ランキング【美容室】TOP10
*入店からサロンを出るまでの時間

※美容室の過去1年利用者が対象(実数回答、外れ値を除く)

【美容室】メニュー利用率 都道府県ランキング





※ともに美容室の過去1年利用者が対象
※カラー利用率は、白髪染め、おしゃれ染め含む
<研究員からのコメント>
沖縄県が美容室の平均利用時間が全国最長となった背景には、カラーや縮毛矯正・ストレートパーマの利用率の高さがあると考えられます。いずれも施術に時間のかかるメニューであり、これらを組み合わせて利用することが、滞在時間の長さにつながっているとみられます。
気象庁のデータによると、沖縄県の2025年の平均湿度は75%(※2)です。年間を通して湿度の高い環境が、髪の広がりやうねりといった悩みにつながりやすく、縮毛矯正・ストレートパーマの需要を後押ししていると考えられます。また、沖縄県は観光業が盛んで、かりゆしウェアに代表されるカジュアルな服装が浸透しています。こうした風土が、髪色を含めたおしゃれを楽しみやすい土壌となっている可能性も考えられます。
※2出典:気象庁ホームページ
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)

調査トピック4.:ネイルサロン・リラクゼーションサロンの利用率は、いずれも東京都が全国1位

東京都は、見た目や気分を“整える”サロンで軒並み全国1位
ネイルサロンの利用率は、東京都が22.7%で全国1位、リラクゼーションサロンの利用率も東京都が21.0%で全国1位。また、美容室利用者におけるヘッドスパの利用率も東京都が16.3%で全国1位に。
利用率(過去1年) 都道府県ランキング












※ネイルサロン、リラクゼーションサロンは「過去1年間の1回(程度)以上利用者」の割合
※ヘッドスパ利用率は美容室の過去1年利用者が対象
<研究員からのコメント>
東京都は美容サロンの店舗数が多く、思い立ったときに利用しやすい環境が整っています。ネイルやリラクゼーション、ヘッドスパなど、見た目や気分を“整える”サロンの施術を暮らしのなかに取り入れる、都市部ならではのスタイルが表れていると考えます。
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)

調査トピック5.:美容室でスタッフと会話したい割合は、栃木県が51.7%で全国1位

栃木県は、滞在時間は短いものの、スタッフとの会話を楽しみたい
美容室で「スタッフと会話したい」(「たくさん会話をしたい」+「多少は会話をしたい」)と答えた女性の割合は、栃木県が51.7%で全国1位。一方で、栃木県は美容室の平均利用時間が82分と、全国で最も短い。
美容室におけるスタッフとの会話 都道府県ランキングTOP10



※美容室の過去1年利用者が対象
(単一回答、「たくさん会話をしたい」+「多少は会話をしたい」の割合)

平均利用時間*(短い順) 都道府県ランキング【美容室】TOP5
*入店からサロンを出るまでの時間

※美容室の過去1年利用者が対象(実数回答、外れ値を除く)

<研究員からのコメント>
美容室で「スタッフと会話したい」割合が高い都道府県は、TOP10のいずれも地方部が占めています。地域に根付いた美容室が、髪を整えるだけでなく、お客さまとスタッフが言葉を交わすコミュニケーションの場にもなっている様子がうかがえます。
栃木県は「会話したい」割合が全国1位である一方、美容室の平均利用時間は全国で最も短いという結果になりました。会話や関係性を大切にしながらも、施術そのものは効率よく、といったサロンでの過ごし方に、栃木県ならではの特徴が表れています。
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)

■調査概要
調査名 :【都道府県別】15~49歳女性の美容サロン利用実態調査2026
調査手法:インターネットリサーチ
調査期間:2026年2月19日(木)~3月10日(火)
調査対象:全国の15~49歳の女性(回収サンプル数1万3,200)
※各都道府県、15~34歳/35~49歳ごとに、都道府県の人口・市場規模等を勘案して100/200/300/600のいずれかのサンプル数で回収。実際に回収したサンプル数を住民基本台帳の都道府県×年齢階層別比率に合わせるウェイトバック集計を実施しています。
※図表内の%の値は小数第2位を四捨五入しているため、差分や合計値において、単純計算した数値と合致しない場合があります。
※実数回答設問では、想定範囲から外れた値を「外れ値」として除外して集計しています。
詳細はこちら:https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/census/2026-pre/81794/

■『ホットペッパービューティーアカデミー』とは
美容に関する調査研究機関。「美容の未来のために、学びと調査・研究を」をビジョンに2014年に開校しました。美容サロンのマネジメントやマーケティングを学ぶ「経営セミナー」、美容センサスなどの「調査研究」、訪問美容・女性活躍・SOGIE・障がいがあるお客さまへの接客などの情報提供・イベント開催などをはじめとした「サステナビリティ活動」を柱に、全て無料で美容業界へ情報発信しています。これらの活動により、美容業界の成長に寄与する場の提供を目指しています。


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