ロンジェビティサイエンスの視点から皮膚科学の未来を見据え、健康長寿社会の実現を目指す

「美しくなる経験で未来を変える」をミッションに掲げる、株式会社レカルカ(本社:東京都港区、代表取締役:梅田延稔、以下「レカルカ」)は、国立大学法人京都大学(京都・ 京都市/総長:湊長博 以下、京都大学)およびGerok株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:山本教雄、以下「Gerok」)との共同研究を開始しました。
本共同研究は、老化研究において重要な学術的基盤の一つとなっている老化抑制遺伝子「α-Klotho(アルファクロトー)」に関連する中胚葉系細胞由来分泌物を対象に、加齢に伴う皮膚変化の客観指標に基づいた安全性・機能性の体系的な評価を行うものです。
「α-Klotho」は、老化研究の第一人者である京都大学の鍋島陽一特任教授らが、1997年に発見したKlotho遺伝子に由来するタンパク質です。世界の老化研究の重要な基盤の一つとなっており、遺伝子改変マウスを用いた実験において、α-Klothoの過剰発現が寿命延長や老化関連疾患の抑制と関連することが報告されています(Kurosu et al., Science, 2005)※1。
※1これらの知見は特定の動物モデルによるものであり、ヒトにおける寿命延長・疾患抑制効果は現時点では確認されていません。
■ 共同研究の背景:皮膚科学に基づいた科学的エビデンスを解明し、社会に提供できる新たな価値を創造する
近年の先行研究により、見た目や「顔年齢」の若々しさと、心身の健康状態を示す「健康寿命」の間には、多数の正の相関があることが報告されています。本共同研究では、産学連携によって、皮膚科学アプローチが社会に提供できる新たな価値を、科学的エビデンスに基づいて解明することを目指します。
■ 共同研究の内容:老化研究の科学的な検証から得られたエビデンスに基づき、次世代の皮膚科学研究および健康長寿社会への貢献可能性を検討する
本研究では、Gerokが開発・保有する「α-Klotho」の内在性を発現する技術※2を用いた中胚葉系細胞由来分泌物を対象とし、京都大学のアカデミックな知見とGerokの先端技術、そしてレカルカの美容医療・皮膚科学の知見、製品開発力を融合し、以下の項目を体系的に評価します。
- 安全性・機能性の評価: 加齢に伴う皮膚変化の客観指標を用いた検証。
- 有用性成分の応用可能性の検討:研究成果から得られたデータに基づき、エイジングケア領域における新たな成分・素材への応用可能性を検討。
- 健康長寿社会への貢献可能性の検討:美と健康寿命の相関性を解き明かすことによる、ウェルビーイング社会への寄与 。
※2現時点での研究は細胞実験および一部の動物実験の段階にあり、医薬品としての有効性・安全性はヒトにおいて未検証です。老化関連疾患への応用は将来的な研究目標の一つであり、現在は基礎研究の知見を積み上げている段階です。
■ 各組織の役割と強み

■ 今後の展望
本研究の成果から得られた知見を生かし、皮膚科学分野および美容医療への応用可能性を検討します。
研究成果は、今後、学会および学術論文等を通じて公表される予定です。
■株式会社レカルカ
国内外に向けてスキンケア製品の企画・研究開発・販売を一貫して行うスキンケアメーカーです。独自の研究開発に基づいた製品の提供を通じて、利用者の健やかな肌の維持とQOLの向上に寄与することを目指しています。
代表者:代表取締役 梅田延稔
所在地:東京都港区南青山5-6-24 Barbizon23 ANNEX
URL:https://lekarka.jp/
■Gerok株式会社
株式会社学研ホールディングスとメディカル・ケア・サービス株式会社、および京都大学による共同研究の社会実装を目的に設立されたバイオスタートアップ。
α-Klotho関連技術を軸に、老化関連疾患領域における創薬応用およびエイジングケアを目的とした化粧品成分の開発に向けた、基礎・応用研究を推進しています。
代表者:代表取締役 山本 教雄
所在地:京都市左京区吉田下阿達町46-29京都大学 イノベーションハブ京都 309
URL:https://gerok.jp/
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