読者の声



 この業界に入る前、先代に読むように言われ、読み始めたのがきっかけです。購読してからもう37年ほどです。出社してから、数紙読む中の一つが繊研新聞です。

 読み始めた当初は業界ならではの言葉がとても勉強になりました。今は人事を含め、得意先や同業他社のことはもちろん、自分が初めて聞いたメーカーや小売り、新しく出来た商業施設など興味深く読んでいます。私は紙派。ずっと紙で購読していますね。朝礼で、社員にも購読を進めています。

 ただ、読んだ記事はあくまで一次情報。それで満足せず、私は直接現場を見に行くようにしています。何より現場が大切。行って自分の目で見ると、「これはやっぱりすごいな」と思うこともあれば、逆に「本当にこれ売れているの?」と思うことも。ビジネスに直結することも、そうでないことも含めて、様々な気付きをもらえていると思っています。

 繊研ファッションビジネス懇話会にも発足と同時期に入らせてもらっています。私はこの業界に入って、36年以上になりますが、当社の本社がある岐阜の企業だけでなく、東京の企業とつながりが出来て、お付き合いさせてもらえるようになりました。ずっと勉強させてもらってきました。

 繊研新聞でしか読めないような「新しい情報」。こういった報道を今後も期待しています。

(繊研新聞本紙23年7月20日付)