光世「エイミーロウ」/19年春、本格デビュー 気持ちが上がる服 仕上げはあくまでエレガント


 レディスアパレルメーカー、光世が19年春本格デビューさせる「エイミーロウ」は、いろいろなファッションを経験した30代~50代に向けたブランド。上質な素材、縫製をベースに、目を引くデザイン、気持ちが上がるようなウェアを揃える。販路はセレクトショップのほかEC、直営店とする。

 エイミーロウに全くのベーシック商品はない。どれも素材、デザイン、シルエット、ディテールで変化を付けている。得意とするのが異素材のミックス。四つ五つの素材を組み合わせるのも珍しくない。国産で、表面変化のある生地を中心に採用する。必ずオリジナルプリントを入れるのも特徴とする。大人が対象だけに、仕上げはあくまでエレガント。

 「遊び心のあるおしゃれな通勤着がほしい」「ママになってもメリハリのきいたファッションをしたい」といった要望に応える。既にアイコンになりつつあるのが、デザイナー、阪本悦子さんのメッセージをプリントしたロング丈プリーツスカート。18年秋冬物では「savethe date」の文字をプリントした。取引先専門店、出店している「ゾゾタウン」で早くも反応が出ているという。

 19年春夏物は、リゾート、スポーツの要素をミックスしたコレクション。展示会で好評だったのは、ペーズリー、ギンガムチェック、小花、中花の柄をストライプ状にしたロングスカートとブラウスのセットアップ。前身頃の布帛を昆虫、ボタニカルプリントにしたニットトップもバイヤーから評価された。

エイミーロウ
エイミーロウ

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