EMMEL REFINES (エメル・リファインズ)
ユナイテッドアローズは「ジュエルチェンジズ」をリブランディングし、19年3月から名称を「エメル・リファインズ」に変更する。ターゲットは20代後半~30代前半で、コンセプトはソフトモードフェミニン。SNS映えを意識する女子会に着て行きたくなるような、今までよりもディティールや色柄をはっきりさせた服を揃える。柔らかい色合いのレースや花柄のスカートなどコアアイテムは継続しつつ、オン・オフ兼用しやすいツーウェーやイージーケアの商品も販売する。中心価格はブラウス1万2000円、スカート1万4000円。
CASA FLINE (カーサフライン)
カーサフライン(東京)が18年秋冬に本格販売を始めた。オーガニック素材、ローカルメイド、リユース・アップサイクル、クラフトマンシップのどれかに関連した商品を企画・販売する。社会・環境への負荷軽減と折り合いをつけながら、ファッションを楽しむ、持続可能なライフスタイルを提案する。ワンピース3万円台。昨秋に開店した表参道店はオリジナルウェアと買い付けの陶器、食器などを揃え、ブランドを表現して順調に推移。19年春夏は期間限定店などでイメージ発信、認知度を高めながら、卸事業に注力する。
N.O.R.C (ノーク)
EC事業拡大を進めるクロスプラスが立ち上げた初のEC限定ブランド。 知的な大人のファッションを楽しみたい女性に向けた究極のネオベーシックを提案する。ディレクションはスタイリストの福田亜矢子氏、斉藤くみ氏を起用した。「リバティ」プリントシリーズの限定商品や、ドクターデニムホンザワの本澤裕治氏が監修したデニムシリーズなど目玉企画を充実する。中心価格はカットソー5900円、ジャケット1万3000円など。2月から自社ブランドサイトで販売し、今後は他社ECモールへの出店も計画している。
MAISON SPECIAL (メゾンスペシャル)
サザビーリーグが19年春にスタートする、大人の男女向けのブランド。職場の服装の自由度が高まっていることを受け、仕事でもプライベートでもファッションを楽しみたい30代を狙う。レディスは、機能性が特徴のオンタイムで使える服、トレンドを意識した服、天然素材を軸に企画した服の3ライン。プリーツ入りのワンピースにテーラードジャケットを合わせるなど、3ラインをミックスしてコーディネートできる。アウター3万円台、トップ1万円台、ボトム1万円台後半、ワンピース2万円台。3月に1号店を出し、ECもスタートする。
U by SPICK&SPAN (ユー・バイ・スピック&スパン)
フレームワークスの「ユー・バイ・スピック&スパン」は、少し大人っぽい服を着たいと思い始めた20代後半~30代前半の女性が対象の新ブランド。ピンクのスウェットパーカ、小花柄のワンピースなど、カジュアルとフェミニンをミックスした商品を提案する。ドットのジャケットなどキャッチーな商品もあり、手ごろな価格でトレンドを取り入れたい大人客も狙う。ジャケット1万円、デニムパンツ8500円など価格は1万円前後。3月に東京都内に単独店をオープンし、「スピック&スパン」の一部店舗やオンラインストアでも販売する。
LE PHIL (ル・フィル)
サンエー・インターナショナルが19年春から販売するキャリア向け新ブランド。コンセプトは、クリーン、コンフォート、クチュールシップ。30代後半から40代の大人の女性に向けて「快適でありながら、美しくエレガントであること」をテーマに据える。素材やパターンにこだわったミニマルなデザインにした。イージーケアや着心地の良さも特徴に、良質な合繊や天然素材で“大人の日常着”を狙う。主力販路はSC、ファッションビル。中心価格はドレス3万3000円、カットソートップ1万2000円など。
※ブランドは五十音順