2026年5月13日(水)、ロンドンのFRIEZE No.9 CORK STREETにて開催

Georg Jensenは、ロンドンのFrieze No.9 Cork Streetにて、5月14日から16日まで展覧会を開催しました。本展は、クリエイティブディレクター、Paula Gerbase氏(パウラ ジェルバーゼ)のもとで初となるジュエリーコレクション「Weft by Georg Jensen(ウェフト バイ ジョージジェンセン)」のローンチを記念したものです。ブランドの原点となる素材を称える本コレクションは、織物の構造や歴史から着想を得たスターリングシルバーのチェーンで構成されました。同名の展覧会「Weft by Georg Jensen」は、こうしたアイデアを現代アートの実践へと拡張しながら、並行して探求する場となりました。
クラフトマンシップを称えて
ジェルバーゼ氏は、制作プロセス、素材の言語、そして既存の表現や技法の再考を探求するアーティストたちをキュレーションしました。本展には、Alison Wilding、Dan Coopey、Hellen Ascoli、Kira Freije、Maiko Tsutsumi、Simone Griffinの6名の現代アーティストが参加しました。本展は、1904年にコペンハーゲンでアトリエを創設して以来、Georg Jensenが大切にしてきた哲学──卓越したクラフトマンシップへの深い敬意に根ざした、芸術表現への開かれた姿勢──を称えるものとなりました。
122年にわたる歴史の中で、Georg Jensenは、伝統と革新を横断する表現者たちを継続的に支援してきました。それは、素材・技法・フォルムを現代的に再解釈するアーティストたちを称えるレガシーの上に築かれています。
「Georg Jensen Contemporary Prize」創設へ
今回のプレビューの一環として、Georg Jensenは参加した各アーティストに謝礼を授与し、この記念すべき第一歩への貢献を称えました。これは、今後創設予定の「Georg Jensen Contemporary Prize」に向けた礎となるものです。第一回となる同賞は2027年に開催予定であり、詳細は追って発表されます。
ABOUT THE ARTISTS
Alison Wilding (b. 1949, Blackburn, UK)

Endgame, 2007 Ink on card and ceramic on wooden board (two parts) 16 x 52 x 45 cm
Alison Jacques Galleryに所属するイギリス人彫刻家、Alison Wildingは、素材、バランス、知覚を探求する抽象的な作品で知られています。金属、木材、石、ゴム、ファウンドオブジェクトなど多様な素材を用いながら、緊張感や隠蔽、視点の変化を探る彫刻作品を制作しています。1980年代の「New British Sculpture」ムーブメントの中で頭角を現し、現代イギリス彫刻を代表する重要な存在として高く評価されています。
Dan Coopey (b. 1981, Stroud, UK)

The Double, 2023 Rattan, iron, chewing gum 173 x 30 x 30 cm Courtesy of the artist, Corvi-Mora and Galeria Luisa Strina.
彫刻や編みの表現を中心に制作を行うDan Coopeyは、伝統的なバスケット編みの技法を再解釈しながら、素材、フォルム、そして文化的意味を探求する現代アーティストです。ロンドンのCorvi-MoraおよびサンパウロのGaleria Luisa Strinaに所属しています。ラタン、ロープ、サイザル麻、プラスチック、ファウンドオブジェクトなどを用い、クラフトと現代彫刻の境界を曖昧にする抽象作品を制作。古代から存在しながらも、なお現代に通じる「世界を形づくり、整理するための技術」としてのバスケットという存在について考察しています。また、その実践は、オブジェと建築の中間に位置するような複雑なフォルムを通じて、生産、実用性、展示のシステムを探求しています。
Hellen Ascoli (b. 1984, Guatemala City, Guatemala)

Soft Construction #6, 2026 Woven wool in wooden moulds 34 × 99 × 3 cm Courtesy of the artist and Proyectos Ultravioleta
グアテマラシティのProyectos Ultravioletaに所属するグアテマラ人現代アーティスト、Hellen Ascoliは、織りやミクストメディア作品を通して、テキスタイルの伝統、言語、そして文化的記憶を探求しています。先住民族に伝わるバックストラップ・ルーム(腰機)の技法を取り入れながら、移動、翻訳、アイデンティティといったテーマを考察し、テキスタイルを用いて個人的・集合的な歴史を織り込むように表現しています。その作品は、Contemporary Arts Center CincinnatiやEl Museo del Barrioをはじめ、アメリカ大陸およびヨーロッパ各地で国際的に展示されています。
Kira Freije (b.1985, London, UK)

Veil, August and the source, 2023 Stainless Steel, Cast aluminium 181 x 51 x 40 cm Courtesy of the artist and The Approach
The Approachに所属するイギリス人彫刻家、Kira Freijeは、鋳造や溶接による金属素材に布やファウンドオブジェクトを組み合わせた、具象的な作品で知られています。断片化された人間の身体を思わせるフォルムを通して、脆さや変容、感情の強度を探求しており、その作品は抽象と具象のあいだを行き来するような表現を特徴としています。これまでにイギリス国内外で幅広く展示を行っています。
Maiko Tsutsumi (b.1971, Japan)

A Field, 2024 Mixed media Found wood, fired clay, Japanese lacquer, stone, fibre, tin, gold 38 x 103 x 27 cm Courtesy of the artist and Corvi-Mora
ロンドンを拠点に活動するMaiko Tsutsumiは、Corvi-Moraに所属し、彫刻やアッサンブラージュを通して、素材性、暗黙知、そしてモノの「存在性」を探求しています。木、日本の漆、磁器を主な素材として用い、自然物を拾い集めたり手作業で加工した素材から生まれる緻密に構成されたフォルムを制作。制作行為、言語、知覚の関係性について考察しています。近年の展覧会「Hidden Variables」(M2 Gallery)では、彫刻や再構成を施した自然物の断片を組み合わせることで、物質世界に潜む構造やリズムを浮かび上がらせました。京都およびRoyal College of Artで学び、さらにKingston Universityで博士号を取得した彼女の実践は、クラフト、彫刻、リサーチベースの表現のあいだを横断しています。
Simone Griffin (1989 Murgon/Cherbourg, Australia)

Mount cradle, 2025 Acrylic and graphite dust on linen 180 x 140 cm Courtesy of the artist and 1301SW
1301SWに所属するオーストラリア出身の現代アーティスト、Simone Griffinは、絵画を通して先住民の知と西洋的な知の体系が重なり合う関係性を探求しています。特徴的なドット表現やエアブラシの技法を組み合わせながら、人物像や象徴的モチーフ、地形や宇宙を想起させるイメージが、相互に連関する作品の中に浮かび上がるような構成を生み出しています。現在はロンドンを拠点に活動し、国際的に幅広く作品を発表しています。



ABOUT GEORG JENSEN

1904年にコペンハーゲンで創業した Georg Jensen は、創業者の探究心とものづくりへの献身に根ざした、デンマークの伝統あるデザインハウスです。
120年以上にわたる歴史の中で培われた素材への卓越した知見と、数々のコラボレーションを通じて、常に進化し続ける独創的なクリエイションを生み出しています。
株式会社 ジョージ ジェンセン ジャパン
〒102-0084
東京都千代田区二番町11−19興和二番町ビル 4階
Tel. 0120-637-146(カスタマーサービス)
www.georgjensen.com/ja-jp
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