~対話を起点とした「Entry Meet採用」と自律的キャリア促進の取り組み~
ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:瀬木英俊)は、ウェルビーイングな社会の実現に向け、社員一人ひとりの自律と成長を起点とした「個人と会社の共成長」を目指し、多様な働き方の実践を進めてまいりました。
本レポートでは、採用、働き方といったロートの人財戦略の最新の事例をご紹介します。
■ロート製薬の人財の考え方、目指す働き方
当社は、社員一人ひとりが自ら挑戦し成長し続ける「自律的キャリア」を重視しています。2016年より複業・兼務制度を導入し、社内外での経験を広げることを支援してきたほか、2020年には社内起業家支援プロジェクト「明日ニハ」を開始し、個人の想いを起点とした事業創出・社会貢献を後押ししています。こうした制度を活かして「社員一人ひとりが社会とつながり価値を生み出す働き方」を実践すべく、採用においても一人ひとりの個性や成長可能性を重視したプロセスへの進化を図っています。
■学生の個性や成長可能性を見極める、採用の取り組み
▶書類選考を廃止し、対話を起点とした「Entry Meet採用」で選考の質が向上2027年新卒採用より書類選考に代わり対話を起点とする「Entry Meet採用」を導入し、2026年1~2月にかけて、一次選考の場として全国8拠点にて1人当たり15分間の面接(Entry Meet)を実施しました。各会場には当社商品やカルチャーブックを並べた待合ルームを設け、採用担当以外の有志社員が常駐し、企業理解を深めるコミュニケーションの場として活用しました。

その後、複数回の面接やグループワークを経て、4月に最終選考までのプロセスを終了し、例年と比較して以下のような変化が見られました。
・初期段階で価値観や成長可能性のマッチングを見極めることで、エントリー母数に関わらず質の高い採用につなげることができ、選考に関わる時間が減少
・対話の時間を重視することで相互理解が深まり、多様なバックグラウンドや専門性を持つ学生の採用につながった
学生からも「自分の言葉で話すことができ、書類選考やAI面接よりも納得感がある」「社員との対話で企業理解が深まった」といった声が寄せられています。
今後も対話を起点とした採用を通じて、個人と会社がともに成長できる関係性を構築し、組織として更なる価値創出を目指してまいります。
参考:エントリーシートによる書類選考を廃止し、対話を起点とした「Entry Meet採用」を導入
■個人と会社の共成長を目指す、自律的キャリア開発支援の取り組み
▶社外チャレンジワーク(複業)(2016年4月~)会社の枠を超えた働き方を通じて社内では得がたい経験を重ね、自身の成長を本業にも還元する「社外チャレンジワーク」は、現在76名が実践しており、うち20名が1年以内に新たに挑戦を開始しました(2026年3月時点)。
実践者へのアンケートでは、
・複業が自身のウェルビーイング実現につながっていると回答した割合が99%*1
・複業が本業にプラスの効果があると回答した割合が88%*1
という結果が得られました。
実践者からは、「社内では経験できない業務に挑戦することで自信がついた」「社内では出会えないような異なる価値観に触れることで視座が高まった」といった声が寄せられています。
社内外を越境する経験が、個人の成長と本業での価値発揮の双方につながることで、「個人と会社の共成長」を体現する取り組みとなっています。
*1:実践者76名を対象としたアンケートにおいて、「そう思う」「ややそう思う」と回答した割合
▶社内ダブルジョブ(兼務)(2016年4月~)
就業時間の中で部門の枠を超え他部署でも働くことで、社員一人ひとりの新たな可能性を引き出す「社内ダブルジョブ」も定着し、現在233名が実践しています(2026年3月時点)。
異なる領域の業務に関わることで、個人のスキルや視野の拡張だけでなく、部門間の知の循環が促進され、組織全体の価値創出にもつながっているほか、実践者本人のウェルビーイング向上に加え、周囲の社員にもポジティブな影響を与えるなど、組織全体への波及効果も確認されています。
参考:ロート製薬、社内ダブルジョブ制度の効果検証を実施
▶社内起業家支援プロジェクト「明日ニハ」(2020年4月~)
社会課題に向き合い“個”の想いとアイデアをもとに起業する社員のサポートを行っています。社員は通常業務を行いながら起業し、マルチジョブを実践しています。社内クラウドファンディングと当社がマッチアップし活動資金として出資し、現在9社の会社が設立されています(2026年4月時点)。2025年4月にはプロジェクト5期生から2件の合同会社が設立に至りました。
<プロジェクト5期生の実績>
食卓農園合同会社会社概要:育てて食べる体験農園の運営を通じて、食と農の価値を再発見する事業
代表社員:岡本和哉
登記日:2025年4月25日
ホームページ:https://shokutakunouen.com/

合同会社ママズマール会社概要:医療的ケア児・障がい児の母親たちが社会とつながりながら、新たな仕事と価値を創出するコミュニティ型事業
代表社員:増田和代
登記日:2025年5月27日
ホームページ:https://mamas-connect-community.com/

さらに現在、6期生から4名が社内クラウドファンディングを達成し、法人設立に向けて準備を進めています。個人の想いを起点とした挑戦が、社会価値として具現化される循環が継続的に生まれています。
参考:社内起業家支援プロジェクト「明日ニハ」でマルチジョブを推進
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