
株式会社シンゾーン(本社:東京都渋谷区/代表取締役:染谷裕之)は、法務省所管の女子少年院「愛光女子学園」(東京都狛江市)と協働する教育プログラム「Woman’s Fashion Education vol.2」を取り組んで参りました。この度、国際女性デーを祝して、3月6日(金)よりシンゾーン表参道本店にて発売いたします。
本取り組みは、愛光女子学園の在院生の社会復帰支援を目的に、Shinzoneのものづくりを軸とした対話型ワークショップを年間を通して実施し、同園の在院生が職業指導の授業で制作した手編みレースを活かした商品を開発・販売するものです。ファッションを通じて新たな価値を創出し、未来への希望へとつなげることを目指しています。
株式会社シンゾーンが展開するブランド「Shinzone」は、「デニムに合う上質なカジュアル」をコンセプトに、自身のスタイルを持つ女性に向けた服づくりを行っています。本プロジェクト
「Woman’s Fashion Education」は、ファッションの創造性と社会的意義を結びつけた教育プログラムとして昨年よりスタートし、今年で2年目を迎えます。
愛光女子学園の在院生が職業指導において時間をかけて丁寧に制作したレース編みを、Shinzoneのプロジェクトチームが、どのような形で商品として社会に届けるかを構想。並行して、在院生との対話を重ね、ワークショップ形式の授業を実施しました。デザインの考え方やディテールの配置などをともに検討し、実際に商品として世に出るプロセスを組み込むことで「時間をかけて作り上げた作品が誰かの生活を豊かにする」という実感を育んでいます。


昨年のフィードバック授業では、完成したアイテムを在院生に披露。自らが編んだレースが子どものドレスとして仕立てられた完成度の高さに感動し、「自分用にも欲しい」と声を上げる在院生もいました。そのような声に応えるように、今年は昨年好評を得たキッズベースボールキャップに加え、大人も子どもも持てるアイテムとして、ハンドタオル、ギンガムチェックの巾着バッグを展開。さらに新たな試みとして、ペーパーフラワーアーティスト大久保氏とデザイナー林田氏による「michel store(ミシェルストア)」と協業し、園生のレースを用いたレースフラワーオブジェを制作しました。

在院生が編み上げてきた鮮やかなブルーのレースを見た際、その繊細さと同時にポップで明るいエネルギーを感じ、「レース自体を主役にしたい」という発想から本商品の企画は始まりました。レースと紙という異素材を組み合わせることで、それぞれの魅力が引き立つ新しい表現が生まれ、特別仕様のボックスに収められたアートピースとして販売されます。愛光女子学園の中で時間をかけて行われたものづくりが 1つの形となりました。
また、昨年行われたワークショップでは、シンゾーンより2種類の生地と巾着型ポーチをお持ちし、各々の組み合わせでポーチバッグのデザインを考案してもらいました。提出されたデザイン画は、小花レースのモチーフや色鉛筆を使いながら、「愛」と「光」から連想した LOVE、LIGHT という言葉を取り入れたデザイン案などがあり、驚くほど繊細で完成度の高いイラストを描く園生もいて、それぞれの感性がよく表れた時間となり、アイディアのヒントが多く詰まった授業となりました。Shinzoneは本プロジェクトを通じ、ファッションが人の心を動かし、未来を描く力を持つものであることを社会に伝えて行くため、今後もこのプロジェクトを継続して参ります。
法務省大臣官房審議官 山本 宏一氏コメント
本プロジェクトの立ち上げに関わらせていただいた一人として、「万感の思い」としか表現しようがありません。
今でも忘れられません。立ち上げ時、私が、非行少年が制作したもので社のブランドに影響はありませんか?と尋ねた際、染谷さんが、「問題ありません!それを乗り越えて余りある会社としての社会的意義があるのです。」と力強くお話されたことを。
少年院単独では、このようなプロジェクトは不可能ですし、ここに至るまでの道のりは決して平たんではなく、多くの壁があったことでしょう。シンゾーン様の想いと愛光女子学園の想いが融合した成果が今日ここにあると思います。愛光女子学園の在院生自らが制作したレースが、商品として世に出るプロセスを経験することは、彼女たちの「社会的な自立」を促し、「自己肯定感の向上」に結び付いているはずです。
また、彼女たちは、加害者であるという過去の自分と一生懸命に向き合って少年院生活を送っていますし、このことは、少年院が果たしている第一の重要な役割です。一方、彼女たちには、少年院で生活する期間よりもはるかに長い、「これからの人生」が待っています。少年院にいるうちに、私たちだけではなく、シンゾーン様、そして社会の皆様にご支援いただきながら、少しでも、その準備をしていくことも、少年院が担うもう一つの役割だと思っています。
彼女たちが、過去の自分と向き合いながら、レース編みの如く、未来を編み直そうとする真摯な努力を続けられるよう、今後とも、シンゾーン様との連携を継続していきたいと考えております。
愛光女子学園長 市川真由美氏コメント
昨年度 、シンゾーンの皆様とのワークショップを経て、当園の生徒たちが製作したレース作品を使用した、可愛いベビースタイやベースボールキャップ、可憐なオートクチュールドレスが製品化されたことは、当園の生徒たちが長年取り組んできたレース編みの教育活動に新しい命が吹き込まれたような出来事でした。
ここで、ワークショップに参加した生徒たちの声をご紹介します。
- シンゾーンの方たちと案を出し合いながら製品が作られたことは、自分たちの頑張りが認められた気がしました。
- 私たちが作ったレースが、シンゾーンさんを通して誰かに届くということが嬉しいです。レースにはたくさんの可能性が秘められていることに気がつきました。
- 私たちが編んだレースが主役のように使われていることに驚きました。
- シンゾーンの方たちが真剣に取り組んでくださっていることで、レースがこんなに素敵な製品になることを知り、レースの存在を尊重されているように感じました。
シンゾーンの皆様との共同作業により、時代や市場のニーズに応じた製品を企画する力や、レース編みの技術の向上など、当園の生徒たちが得たものは数多くあります。
シンゾーンのスタッフの皆様と意見を交わす中で、自分たちが一人の社会人として尊重されたことや、自分たちが作ったレース編みが素晴らしい製品になったことは、今後社会で居場所を見つけ、人生を歩んでいく生徒たちにとって、大きな自信、そして大きな力となる意義ある経験であったと思います。
今年度も製品制作にあたり、シンゾーンスタッフの皆様には、登園の生徒たちのアイディアを取り入れていただき、それを基に生徒たちは、一つ一つのレースモチーフを心を込めて丁寧に編み上げ、素敵な製品が完成しました。今後もシンゾーンと園の共同制作により、当園の生徒たちと製品を手にする方との温かな繋がりが続いていくことを願っています。
michel store コメント
今回はコンセプトが素敵な取り組みに参加でき、とても光栄でした。手作業で丁寧に編まれたパーツが我々の手で花の形になっていく様子は、まさに私たちがテーマにしている「幸せであふれる空間」に包まれたものでした。
LOVE BLOOM BOX

愛光女子学園の在院生たちが制作したクロッシェレースのコースターを2枚使用し、花びらに見立てた特別なフラワーオブジェ。 ペーパーフラワーを制作するmichel store(ミシェル・ストア) の制作協力のもと、本来は紙でつくられる花の部分に、手編みのレースを用いました。
レースの繊細な透け感と、ペーパーのやわらかな質感。異なる素材が重なり合うことで、どこか凛とした存在感と、あたたかみを併せ持つ一輪に仕上がりました。お花は枯れることなく、時間とともに色褪せることもありません。 フラワーベースに挿して飾ったり、空間のアクセントとして取り入れたり、ギフトとしてもおすすめのアイテムです。ブルーの花に込められた「希望」「夢」「幸せ」という意味は、このプロジェクトの想いとも重なります。 ひとつとして同じ形のない、ハンドメイドならではの温度を宿したフラワーボックスです。
価格:5,940円(税込)
GINGHAM CHECK POUCH BAG

愛光女子学園の在院生たちが制作したクロッシェレースの小花モチーフを12個~14個散りばめた、春らしい鮮やかなギンガムチェックのポーチバッグ。表地には、ジャガードの産地・桐生で織られたShinzoneオリジナル生地を使用。 ハンドメイドの小花モチーフと、ブランドオリジナルの缶バッジを組み合わせた、特別仕様のデザインです。ひとつひとつ異なる表情を持つレースモチーフが、春の装いにさりげない温もりを添えます。 日常使いしやすいサイズ感で、コーディネートに軽やかな彩りをプラスしてくれるアイテムです。
価格:5,500円(税込)
LOVE HAND TOWEL

ギンガムポーチバッグと同様のクロッシェレースの小花モチーフをあしらったハンドタオル。刺繍で描いた「LOVE」のロゴの“O”に、白いレースを重ねました。 小さな花が、言葉にそっと寄り添うデザインです。「LOVE」という文字には、愛光女子学園の頭文字である“愛”、そして在院生たちの未来への愛と希望を込めました。
日常に取り入れやすく、よりレースを身近に感じて頂けるアイテムです。
価格:2,970円(税込)
LOVE KIDS BASEBALL CAP


昨年特に好評を得た子ども用キャップを今年も継続して制作。
クロッシェレースの小花モチーフを10個散りばめ、手描きの「LOVE」ロゴを刺繍で表現しました。レッドには白のレースを、デニムには生成りのレースをあしらい、素材のコントラストを楽しめる仕上がりに。ロゴに込めた「LOVE」は、“愛光”の「愛」と、生徒たちの未来への願いを重ねたもの。 ハンドメイドの温かみと、子どもらしいかわいらしさをあわせ持つアイテムです。
価格:7,150円(税込)
Shinzone × 愛光女子学園コレクション
発売日:2026年3月6日(金)
発売店舗:Shinzone 表参道本店
〒150-0002 渋谷区渋谷 4-1-18 南青山ノグチビル 1F
営業時間:月~土曜 12:00-20:00 / 日曜 12:00-18:00
Shinzone HP : https://shinzone.com
公式Instagram:@shinzone_official / 表参道本店Instagram:@shinzone_omotesando
アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」B1,B3 出口 徒歩約7分
Shinzone
2001年に誕生したレディースのセレクトショップ。「デニムに合う上質なカジュアル」というコンセプトのもと、アメリカの東海岸のアイビーやプレッピースタイルをベースに、旬なベーシックアイテムを現代のムードにブラッシュアップした上質なリアルクローズをデニムとMIXして提案いたします。また、「ファッションとウェルフェア(福祉)の架け橋」を掲げ、シンゾーンが支援する公益社団法人 いちご言祝ぎの杜を通して、社会的養護下にある子どもたちのサポートを実施しています。
https://shinzone.com/
公益社団法人 いちご言祝ぎの杜 : https://ichigokotohoginomori.studio.site
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ