NPO法人日本ネイリスト協会がネイル監修 ネイルとともに歩んだ人生と、その魅力について
昨年公開された、松竹創業130周年記念映画『TOKYOタクシー』において、同じく昨年創立40周年を迎えたNPO法人日本ネイリスト協会(略称:JNA、所在地:東京都千代田区、理事長:仲宗根幸子)は、ネイル監修として協力しました。主演の倍賞千恵子さんのネイルをJNAのネイリストが手がけ、作品の重要な要素の一つとして彩りを添えています。
本作で日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を受賞した倍賞千恵子さんに、『TOKYOタクシー』とネイルへの想いについて語っていただきました。その一部をご紹介します。

――壮絶な人生を歩んだ主人公の生き様を表すネイル
「TOKYO タクシー」の主人公の名は“すみれ”で、監督と長年ご一緒した「男はつらいよ」では“さくら”。「やっぱり花の名前の役だなあ」なんて思っていたら、映画の出だしがあの柴又。それで、さくらを振り切ってやっていけばいいんだって、逆に思えました。監督からは、「すみれはきつくて、怖いおばあちゃんだからね」と言われていたので、そのことを頭に置いて演じたら、「あ、倍賞さん、そんな強い表現もするんだ」って(笑)。
すみれはネイリストなので、どんなネイルにするかとても悩みました。美術さんも小道具さんも、みんなが実際にネイルをしてきて、「こういうのどうですか」って見せてくれたのですが、なかなか決まりませんでした。そんなときJNA(日本ネイリスト協会)の方たちとお話をしていたら、私の目線にふと入ってきたネイルがあって「あ、これだ」って。華やかさと強さがある印象的なデザインで、理事長の仲宗根さんがされていたものでした。「これがいいですよ。これにしましょうよ」って監督に言ったんです。そうしたら監督も「あーいいネ」とおっしゃってくれて、それで決まりました。
すみれは、飛行機の片道チケットだけ買って単身アメリカに向かい、ニューヨークで働きながらネイルの勉強をした女性。仲宗根さんも、アメリカで一生懸命勉強されたそうなので、まさにすみれと
リンクしています。「このネイルは私の人生なんです」という言葉通りのネイルだと思いました。
ネイルをされている方を見るようになったら、本当にそれぞれ表情が違うんですよね。ネイルによってその人の生き方もわかるし、選んだ色でも伝わってくるものがあります。
撮影中は、このネイルを見るたびに「大変な人生だったんだよ、この人は」と、すみれの人生を思い起こすことができました。


(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

「TOKYO タクシー」ですみれがしていたネイル
――20代で初めてネイルに出会い、80代でネイルの楽しみを再発見
私自身は、ネイルを知ったのが20歳すぎでした。松竹のスター女優さんがしているのを見て、あれはなんだろうって思ったのが初めてです。私は働いている女の子とか、子供を育てている役とかが多かったので、映画の中でネイルをすることがありませんでした。
妹(倍賞美津子さん)の紹介で、初めてネイルサロンに行ったときは、椅子に座って手や足を投げ出して「なんだか私、偉そうじゃない?」って気恥ずかしかったことを覚えています。ただ、終わったあとの爪を見たとき「あ、きれい」って、うれしかったですね。
家事をするので、水仕事をしても取れないジェルネイルのことは気になっていました。そうしたら映画でJNAのネイリストさんに施術してもらうことになって、本当に持ちが違いますね。それからは、ネイルに光るものを入れてコンサートのステージに立ったりして、この映画をきっかけに、ネイルの楽しみ方の幅がすごく広がりました。
ネイルのケアも教えてもらって、寝る前には必ずベトッっていうぐらいクリームと爪用のオイルをつけるようになりました。放っておくとササクレができて爪が縦割れしてしまうんですが、それが全然なくなりました。ケアをすると変わりますね。
ネイリストさんの仕事は、ただ何かを塗るっていうことだけじゃなくて、爪という小さな面積にものすごく細い線をスーッと描いたり、集中力がないとできないことだと思います。ただの集中じゃな
く、筆を動かしながらお話しもする。こんな集中の仕方もできるんだって、とても勉強になりました。今回は長いセリフが多い役だったので、疲れてくると途切れちゃうんです。そんなとき、「あ、そう
だ、あの集中力だ」と思って、それを心に言い聞かせ演じていました。
ネイリストさんたちはコンテストに出たりして、日々自分の技術を磨いていらっしゃるとお聞きして「ただただすごい、応援しています」という言葉しかありません。
私自身長く俳優をやってきて、自分を解き放ってリラックスすることが大切だと感じているので、ネイリストのみなさんもいろんな意味で立ち上がって、広くいろんなものを見て、これからも素晴らしい
芸術を生み出してください。


取材時のネイルは日本アカデミー賞受賞時と同じフレンチネイル。地爪を生かしたナチュラル&シンプルなデザインがお好きだそう

倍賞さんの歩みを通して、ネイルは年齢を重ねる中で新たな魅力に出会い続ける自己表現の一つであることが感じられます。
インタビュー全文は以下の公式ホームページにてご覧いただけます。
★NPO法人日本ネイリスト協会HP https://www.nail.or.jp/

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映画 『TOKYOタクシー』 Blu-ray&DVD 2026年5月20日(水)発売
発売・販売:松竹
(C)2025映画 「TOKYOタクシー」 製作委員会
・豪華版Blu-ray(数量限定生産/Blu-ray2枚組) 価格:9,020円(税込)
・通常版Blu-ray 価格:5,720円(税込)
・通常版DVD 価格:4,620円(税込)
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NPO 法人日本ネイリスト協会とは
日本における健全なネイル産業の発展を目的として、1985 年に設立。ネイルに関する資格・認定事業、世界最大級のネイルイベント「東京ネイルエキスポ」の実施などを通して、ネイルの普及とネイリストの技術および地位向上に努めています。
会員の皆様には、著名人とネイルの関わりをはじめ、ネイル業界に関するさまざまな情報を掲載した会報誌を隔月でお届けしています。ネイルに関心をお持ちの方や、当協会の活動にご興味のある方は、
ぜひご覧ください。
★会員制度についてはこちら:https://www.nail.or.jp/member/index.html
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