繊研新聞社創業70周年関連イベントの第3回目として、トークイベント「ファッションとテクノロジーの未来を語ろう」を開催しました。1月29日にファッションVR(仮想現実)のサイキックVRラボ本社(東京)、同31日に繊研新聞社大阪支社で実施。それぞれアパレル関係者や学生など約15人が参加して、弊社社員も複数加わり、読者の方々と交流しました。
イベントの第1部では繊研新聞・新年号チームリーダーの稲田拓志記者が、「ファッションビジネス革命前夜」をテーマに、デジタルテクノロジーによって変わりゆくファッションビジネスの未来を語りました。稲田記者が特に伝えたかったのは「保守的になるな」というメッセージ。本来、世の中をリードして、かっこよく、トレンドを生み出してきたファッションビジネス業界ですが、いつの間にかトレンドを追随して、売れそうなものをコピーして、自社の利益を最優先した価格設定に終始し、消費者に見放されている。そんな現状を指摘するとともに、テクノロジーを取り入れ、「もう一度かっこよくなろう!」と訴えました。
第2部では新年号でも登場した、サイキックVRラボの八幡純和クリエイティブディレクターが「ファッションにおけるVRの可能性」を講演。その後はVRサービスの体験会も実施しました。