無印良品の人気商品「足なり直角靴下」を生んだ奥谷孝司さん。同社を離れ10年近くデジタルマーケティングの仕事に集中してきたが、昨年仕入れ販売をコアビジネスとするスーパーノーマルを設立。「これまでとこれからの〝優れた普通〟を伝える活動体」として、今年最初のプロダクトに靴下を選んだ。なぜ今再び靴下を売るのか。奥谷さんに聞いた。
――社名の〝スーパーノーマル〟とは。
良品計画在籍時にデザイナーとのプロジェクトで浮かんだ言葉でした。今までの普通が普通ではなくなったコロナ下に「超普通」とは何だろうと再び考えた時、これまでの普通も大事にしたいし、これからの普通も作っていきたいと思ったんです。スーパーノーマルは単なるエシカルブランドではなく、超普通を探し、最適な生産者と最適なお客さんをつなぐ活動体と考えています。
――今年販売を始めた靴下は産地の奈良で生産している。
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