7日に開かれた神戸コレクションの会場は、デニムを軸にしながら春色アイテムやふんわりスカートでフェミニンに見せた着こなしが主流だった。ボトムは、ガウチョパンツと白スカートが一気に広がっている。トレンドの白を利かせたスタイリングに合うように、シルバーの靴を履いた女の子があふれた。
若い子は雑誌を読まないと言われているが、声を掛けた10代はネットよりも雑誌『ヴィヴィ』でトレンドをチェックしている模様。「ヴィヴィで、はやってるって書いてあったから」とスポーツブランドのブルゾンが欲しいという声もあり、まだまだ雑誌がお手本のようだ。20代になると、「インスタグラム」「ウェア」が一気に増える。
最近の大きな支出は、「服」という声がほとんど。一方で、服を安く済ませる代わりに「加藤ミリヤのライブに長野まで行く」(24歳)、「USJの年間パスポート約2万円」(17歳)という声も。
■ガウチョ
①24歳(共に)
左:ライダーズ=ザラ、ニット=ユニクロ、ガウチョ=エゴイスト、パンプス=アールアンドイー、バッグ=ギャレリー
右:ライダーズ=アズールバイマウジー、プルオーバー=フーズフーチコ、ガウチョとパンプス=ランダ、バッグ=イヴ・サンローランのビンテージ
②20歳
ニットベスト=マウジー、シャツ=ユニクロ、ガウチョ=ザラ、クラッチバッグ=アズールバイマウジー
③23歳(共に)
左:デニムコート=KBF、ブラウスとガウチョ=ナルシス、フラットシューズ=オリエンタルトラフィック、バッグ=マーキュリーデュオ
右:ワンピース=フレイアイディー、パンプスとバッグ=マーキュリーデュオ
■白スカート
④28歳(共に)シフォン
左:ニットとスカート=アイズビット
右:Gジャンとニットとスカート=アイズビット
⑤17歳(共に)ストライプ
共にブルゾン=ウィゴー、ブラウスとスカート=ジーユー、靴=ウィゴー
■デニムコーデ
⑥19歳(共に)
左:Gジャン=ラッシュアワー、ニット=アーバンリサーチ、スカート=ジーユー、バッグ=エモダ
右:Gジャン=レイジブルー、ニット=アーバンリサーチ、スカートと靴=ジーユー、クラッチバッグ=アズールバイマウジー
⑦17歳(共に)
左:Gジャン=古着、ニット=ジーユー、スカート=カスタネ
右:ブラウス=母から借りた、ニットとスカート=ジーユー
⑧18歳(共に)
左:ジャケット=母から借りた、ニット=レトロガール、デニムシャツ=ジーユー、バギーパンツ=ユニクロ、バッグ=ストラディバリウス
右:トレンチコート=スライ、チェックシャツとニット=エモダ、ジーンズ=オゾック、ブーツ=ベルシュカ
自撮り棒が激増
今回初めての現象は、自撮り棒を持った子たちが激増したこと。商店街の雑貨屋やアマゾンで購入。会場入り口の階段は絶好の撮影スポットで、さっそくSNSにアップしていた。