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厳しさの中に商機
――24年を展望して。
今年の事業環境はより悪化すると見ています。国内も今はインバウンド(訪日外国人)が良く、当社の今期(24年3月期)業績もここまでは欧州のラグジュアリーやアジア向けが堅調に推移していますが、北米向けの勢いが鈍化するなど変調の兆しも感じられます。
市況は厳しい前提ですが、一方で商機を見いだせる部分はまだあると思っています。新しいビジネスを考え、そこに仕掛けていこうと発破をかけています。
――生産コスト上昇が続いている。