星野リゾートはどうスゴイのか?(五十君花実)

2017/01/20 00:00 更新


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先日、星野リゾートが静岡・浜松で運営する「界 遠州」というお宿に家族で泊まる機会がありました。

何を隠そう、私これが星野リゾート初体験です。

「星のや」ブランドではなく、「界」(恐らくセカンドライン的なもの)なので、星野リゾートのMAXを味わったとは言えません。

が、それでも十二分に魅力溢れる宿でした。

界でこれなら、星のやに泊まったら溢れ出す魅力に押し流され溺死しかねません。(言い過ぎ)

世の中が「あの会社はスゴイ」と騒ぐ理由の一端を見た気がします。

よく「これからはモノではなく、コトの時代だ!」って言いますけど、“コト提案”ってこういうことか!!と目からウロコが落ました。

以下、私流に解釈した「星野リゾートのコト提案がスゴイ理由」です。

五十君は恥ずかしながらいい宿に泊まった経験が大して無く、感動の沸点が低いかもしれませんが、一般消費者は大体こんなもんだろ、という視点でお読みください。

星野リゾートのビジネス本も恥ずかしながら一冊も読んでないので、生温かい目で見守ってください。

◆正直、施設がもっといい宿は他にいっぱいある

この点は結構意外だったんですが、ぶっちゃけ、施設自体がすごい綺麗とかではありません。

モダンな感じにリノベーションはしてあるけれど、ピッカピカとかでは決してない。(特に水周り)

それもそのはず、界は各地の温泉旅館を星野リゾートが買い取ってリノベーションしている施設だそうでして。(しれっとウィキペディアより引用。星のやは多分施設も綺麗なのでは)

「界 遠州」も元は30年くらい前からある花乃井という旅館で、それが6~7年前に界に変わったとスタッフのお姉さんが言ってました。



…うん、この写真で見るとメッチャ綺麗ですね、これで綺麗じゃないとかお前何様だよって感じですね(汗

 ◆その分、ソフトがスゴイんです!!

しかし、そういうハード面の不足(と言う程悪くはないけど)を補ってあまりあるくらい、ソフト面がしっかり作り込まれていました。

ごはんが美味しいのは言わずもがななのでここでは割愛しますが、私が一番「スゴイ!」と思ったのが、以下2点です。

1. 各種体験講座などを通し、その地域の名産や特色に“素敵な形で”出合わせてくれること。

2. しかも、その体験が旅から日常に帰った後も、引き続き生活をちょっとだけスペシャルに彩ってくれること。

コレ、1の前半についてはやっている宿はそれなりに多いと思います。

でも、後半の「素敵な形で出合わせてくれる」というのがなかなか難しい気が。

普通の老舗旅館とかだと、theローカルな、物凄くベタベタな感じになっちゃってる場合が多くありません?

(それもそれで温かみがあって好きですが)

2を満たす宿は、私の人生ではこれまでほぼ無かった気がする。

もちろん、どんなお宿に泊まっても、どんな旅行でも素敵な思い出は残ります。

でも、言葉にするのが難しいんですが、今回のは思い出というよりも一歩踏み込んだ形で、「発見が残る」みたいな感覚ですかね。

◆美味しいお茶の淹れ方、持って帰れます

具体的に、界 遠州は場所が静岡ということもあり、到着するとタイミングを見計らってお茶の講座が楽しめるようになっています。

景色が綺麗に見える素敵なカウンターで、日本茶と抹茶の美味しい淹れ方について教えてくれます。



茶碗とか茶筅を立てとくアイテムとかがなんかみんなカワイイんです


教えてもらった通りに淹れると、飲みなれている日本茶が確かに何倍も美味しくなるんです。

抹茶もダマダマにならずに点てられるの!

たかがお茶でそんなに騒ぐなという感じかもしれませんが、奥深かった。

基本的に私はコーヒーを飲みませんが、コーヒーにはまる人の気持ちがちょっと分かった気がした。

 


適温、適時間で淹れるとお茶のまろやかさが違う!


講座終了後も、お部屋にお茶道具が一式あって、茶葉も色んな種類が館内のコーナーに取り揃えられているので、教えてもらったやり方を復習しながら、滞在中何度も美味しいお茶が飲めました。

茶葉が違えば勿論味は変わるし、何秒おいたかでも渋みが変わるから、自分的ベストな味を探し出すと楽しくなっちゃって止まらないんですよね。

で、家に帰ってもこのやり方でお茶淹れてみたら、前より美味しくなった気がします。

この世知辛い東京砂漠でのクオリティーオブライフが、ちょっぴり上がった気がする!←単純

こんな体験をくれる宿って、素敵だな~と思いまして。これが星野リゾートのスゴさなんでしょうね。



お部屋からは浜名湖ビュー。そもそも何故静岡かって?それは家族@愛知と合流しやすいから!


お茶以外にも、外のお風呂に行くのが寒いだろうからって地元の遠州木綿の綿入れ半纏が用意されていたり、温泉あがった後にゆっくりできるお部屋にキリっと冷えた地酒が用意されていたり(切子のお猪口も素敵なんです)と、とにかくその“出合わせ方”がなんか粋でして

すっかり静岡のことが好きになっちゃた。

こういうストーリーの作り方、コト提案の発想を、自分の仕事や生活にも生かせたらな、と思います。

他の界にも、その地方の名産を楽しむために行ってみたいと思います。次は松本がいいな。

星のやも行ってみたいぞー!オーーー!!!

以上、五十君が感じた星野リゾートのスゴイところでした。

皆さまよい週末を!!



五十君花実 特技=ミーハーな記者・五十君がお届けする業界のよもやま話。パリコレから東コレ、ストリート、地方のおもしろショップまで、ニュースあるところに五十君あり!!…というスタンスが理想です

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