今年一番読まれたブログはコレだ!(五十君花実)

2016/12/31 00:00 更新


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2016年も残り僅か。

「ああ、あれやり残しちゃったな~」と思うことも諸々ありますが(社内で不評だったデスク周りは片付けたわ!)、「今年は新聞本紙だけでなくブログ書く!」という年初の誓い通り、まーまーブログ更新した点は良かったな、と思います。

おかげさまで、本紙を書いてるだけでは残念ながらリーチしなかったであろう方々とも繋がることができました。

「ブログ読んでるよ」とお声掛けいただくこともあり、非常に嬉しかったです。

1年間で書いたブログ本数は、今書いているこれも入れて23本でした。

2週間に1回弱の更新、という感じですね。

年初は「最低でも1週間に1回更新!」と思っていたのに、その半数にも達しませんでした。

ぐぬぬ

ブログとは別に、新聞には連日数本原稿書いているんですよ、という言い訳はさて置き、いわゆるアルファブロガ―の人達(都議の音喜多駿くんとかイケダハヤト師とか)の何が一番すごいって、連日アップすると決めて、それをやり切る姿勢だと思います。

マジで尊敬します。

その上で、更に内容が面白いってのも勿論すごいけど。

というわけで、更新頻度は2017年の課題として持ち越しでございます。

あと、繊研でもっと色々イベントしたいよね(繊研的に今注目の人を招いてのトークショーなど)という「会いに行ける新聞社構想」(同僚Kのネーミング)は社内でよく話してまして(別にお前らなんかに会いたくなんかねえよ、と言わないで。ビクビク)、それも17年の課題です。

こういうことは口に出しておくとやる気になるので、ここに書き記しておきます!

言霊というものもありますから。

以上のように振り返りつつ、2016年の締めとして、今回はこの1年でよく読んでいただいた当ブログの記事ランキングをお送りしまーす。

果たしてニーズあんのか分かんないけど、そんなん気にせずやりまーす!!気分が盛り上がるので、カウントダウン形式にしまーす!!

というわけで、栄えある(無い)第10位は…!!

バレンシアガはどうスゴイの?(6月9日)

でしたー!

 


アントワープのモード博物館で今夏行われていたゲームチェンジャー展より。
バレンシアガ(左)とコムデギャルソン

ゴールデンウィークのアントワープ旅行ネタでーす。

基本的に美術館ネタってあんまり伸びないな、ということをこの1年で実感しましたが(世知辛いぜ)、その中ではこの記事はまーまー伸びました。

やっぱ今を時めくバレンシアガだってことと、新書風のタイトルが良かったんですかね。

新書でたまに「タイトルと実際の内容合ってないじゃん。詐欺じゃん(怒」というものに遭遇するように、この記事も「読んでもバレンシアガがどうスゴイのか分かんないじゃん!!」という怒りのお声があったとしても受け付けません!!

美術館ネタでいくと、17年は5月から9月までNYのメトロポリタン美術館で川久保玲展がございます。

見たいなー見にいこっかな~!!

はい次。

第9位は…EC全盛時代に必要なのはこんな店(9月12日)

でしたー!

 


フロムファーストビル内というなかなかマニアックな場所にあるC.Eのお店。女子はスカート注意


今秋のショップオープンラッシュの中でも、特に個性的だった「C.E」の青山のお店の話が主です~。

床が全面ガラス張りで、しかも何かの犯罪の後みたいにそれがバッキバキに割れてて、非常に心がザワつくお店です。

アパレル不況の中で、ECだけが商売の最後の桃源郷だみたいに言われる昨今ですが(その当否はさておき)、そんな今だからこそ実店舗作るならこれくらい心をザワつかせないとやる意味ないのかも!と思ったお店でございました。

C.Eの皆さま、脳と心に刺激をどうもありがとうございました。

続きまして第8位は…

英語に悩む貴方にセブ留学のススメ(8月12日)

でございました~!

 


私は実際には目にすることの無かったリゾート風景。撮影はルーミーのアイちゃん


2週間のセブ島英語留学記でございます。

その後の経過を報告しておきますと、9月末のTOEICで留学前より245点上がり(留学前が低すぎたのでは?と言ってはならない)、留学費用(20万円くらい)のもとは確実に取ったんですが、その後仕事の繁忙期などを挟んで勉強がダレ、ダレダレのまま今に至ります。

ダメだ…このままではもとを取ったはずだったものが再度無に帰してしまう…!!

ということで、これも2017年の継続課題入りです。

あー翻訳コンニャク早く完成しないかなーーー。。。

はい次、第7位は…

正月に名古屋に激しく嫉妬した話(1月21日)

ですー!

 


オープン時のイセタンハウス店頭より


ほぼ一年前のネタ!

昨年のこの時期、地元名古屋(←詐称。本当の地元は名古屋近郊の小牧)に帰り、その際の名古屋の好景気ムードに触発されて書いたブログでございます。

名古屋では、16年3月に大名古屋ビルヂングのイセタンハウスがオープン、お隣の三重で5月に伊勢志摩サミット開催、話題盛りだくさんです!!

みたいな話だったのですが、

蓋を開けてみるとそこまで爆発力は無かった感じかしら、というのが現状です。

が、しかし、17年4月には名古屋駅に新しくJRゲートタワーができ、髙島屋が増床する筈ですので、そこらへんも見守りたいと思います。

とは言え、今年末も名古屋はなんか景気良さそうです。

さすがトヨタの街。

30日に実家帰る前に名駅の髙島屋のデパ地下に寄って、なんとなく肌感覚でそう感じました。

いいなー。

次、第6位は…

●●じゃなきゃオシャレじゃない!!(2月22日)

でした~!

 


フェイクファーいっぱいだったトーガ・プルラの16年プレフォールから


「リアルファーじゃなくて、フェイクファーを使う方がオシャレ」っていう風潮が強まってきてるよね、という内容のブログでしたが、アップした後に小笠原(上司)から、「フェイクファーを使う=環境に優しいというのならそれは大間違いだ。化学繊維は石油でできてんだよ!」というお叱りも受けました。確かにそうよねー。

が、今ちょうど我々が価値観の転換点にあることは間違いなく。

とか色々思ってたら、今を時めくマッシュグループ(スナイデルやフレイアイディー、ミラオーウェンとかをやっている会社)も、16~17年秋冬から全面的にエコファー(彼らはフェイクファーをそう呼ぶ)使用に切り替えており、これから益々「フェイクファーの方がオシャレ」という傾向は強まるのではないかな~、と思っております。

よし、ようやく折り返しだ! 果たして1位に輝くのは(輝くというほどたいそうなものではない)…!?

第5位は…ファッションはもはやサブカルか?(6月27日)

でございます。



ファッションというもの自体はダウントレンドな世の空気の中でも、しっかり人気だった紀尾井町のルイ・ヴィトン展から


タイトル通り、もはやファッションは世の中の多くの人の関心事ではなく、一部の好事家のためのものになってしまったのではないか、という危機感から書いたブログでした。

私は「そんなことない!ファッションはまだオワコンなんかじゃない!」的な結びでこのブログを終えていますが、facebookにいただいたコメントとか、このブログに対するアンサーソングとして書かれたであろう業界の方のブログ(皆さまご意見ありがとうございます)とかを見ると、「そうだよ、もはやサブカルなんだよ」というものが圧倒的に多かった。

で、その後も色々考えていたのですが、最近の私の思考としては、「ファッションなんてもはやサブカルだぜ!ヒューヒュー」くらいに開き直ってやっちゃった方がいいんだろうな、というあたりに着地しております。

ファッションに実は興味があるけど怖くて一歩が踏み出せない、みたいな人に対してはオープンハートでいる必要があるけど、存在するのかしないのか分からない、インビジブルなマスを対象にしていたら、絶対ヒットしないな、と思ってさ。

はい次。第4位です!!

時代が求めているもの(2月8日)

でしたー!!



左からサルバム、ニア―ニッポン、ヨウヘイオオノ、チノの17年春夏物。


ニア―ニッポン、チノ、サルバム、イン等の東京のブランドを、セレクトショップや百貨店でよく見るようになってます、それは市場が同質化した中で、新しいものを探し出そうという潮流が世界的に広まっているからでは?という内容のブログでしたー。

正直、16~17年秋冬のアパレル消費不況を経て、大手の小売りはいっそうのオリジナル強化に舵を切る感じがしますし、日本土産として東京のブランドを欲しがったインバウンド客も激減しているので、この流れが今後どうなるかは見えないのですが。。。

ただ言えることは、最近東京のブランドが面白いんですよね

7年くらい東京ブランド担当してますが、少なくともこの7年の中では今が一番面白いと思う。

もちろん、アンダーカバーとかコムデがいた頃とかとは比ぶべくも無いんでしょうけれど。

これはロンドンやニューヨークの若手が面白く見えるのと同様で、飽和しちゃった中で新しいことやろうとしてる人達って、いつの時代でも面白く見えるんだと思います。

はい次。第3位、銅メダルを手にするのは…!!

売れない時代に売れる企業の共通点(7月16日)

でしたー。



バロックの若手登用の象徴ともいえるブランド「リムアーク」のHP画像から


バロックジャパンリミテッドとベイクルーズグループのラクラス(ドゥーズィエムクラスの会社)を例に、好調企業というものは、若い社員にチャレンジさせて、それを会社全体の伸びにつなげていくダイナミズムが組織にあるよね、という内容のブログでした。

好調だから若手にチャレンジさせる余裕が出て、それが好業績につながる、それで更にチャレンジさせられる、という好循環になってるんでしょうが。

逆に言うと、(自戒も込めてなんですが)苦戦している企業というのはこれができていないと思うことが多い。

実に悩ましい問題だ。

はい次、第2位は…

ドゥーズィエムが売れてる理由(1月28日)

でございました~!!



ドゥーズィエムクラスの15~16年秋冬のヒット商品から


現在も引き続き好調なドゥーズィエムクラスを手掛ける、ラクラスCOO(当時。今はベイクル内で異動されました)の八木恵子さんの、「我々の何がすごいかと聞かれたら、それはブランド愛だと答えます。我々自身が、うちの商品の100%のファンですから」という言葉に触発されて書いたブログでした。

ドゥーに限らず、売れてるブランドは、こういう“愛”とか〝パッション”みたいな部分の濃さが他とは違うと感じます。

データとして測れない存在である愛やパッションは、この20年間ファッション市場をリードしてきたデータ至上主義の対極にあるものです。

データ至上主義のほころびが明らかになり、大手と言われてきた企業が軒並み苦戦する今、改めて愛がものを言うよね、と思うのです。

そして、ようやく辿り着いた第1位は…

ノームコア死す~R.I.P.(2月29日)

でございましたー!!!



いつも挑戦的なマインドが潔くて素敵なアカネ・ウツノミヤの16年プレフォールから


わーおめでとうございまーす!!

わーありがとうございまーす!!

これについては、業界の皆さまが「ノームコアブームめ、いいかげん過ぎ去ってくれ!」と思っていたところにちょうど合う内容だった、ということに尽きると思います。

この1年、繊研本紙上を含め、「ノームコアをこの手で過去のものにしましょう」的な主張を繰り返してきましたが、実際のところは「なかなか消費者の気持ちは変わらないわね~」というお声を色んなブランドや店で聞いておりました。

が、17年春夏の展示会をまわっておりますと「思い思いに自分のファッションを楽しもう」というムードが、より色濃くなっていると感じました。

ハイファッションのゾーンでは、「コシェ」が伝えているのがまさにそういうメッセージだし、リアルクローズのマーケットでも、もう一度〝個性”が見直されつつあるように感じます。

少しずつですがマーケットは着実に変わっている!17年にこそ期待したい!!

というわけで、長くなっちゃいましたが、以上2016年のマイブログ閲覧数ランキングでした☆

やっぱり、掲載期間が長いほどPV伸びるので、上半期の方の投稿が多いですね。

しかし下半期はややパンチに欠けたことは否めないので、そこは反省。

結びに、この1年でブログから学んだことです。

これはブログに限らずあらゆる商品について言える法則なんだとも思うんですが(既によく言われていることだったらすみません)、100%斬新な(新規な)アイデアではヒットしなくて、みんなが薄々感じていること=新しさ50%くらいのアイデアに、オリジナリティーを残り50%加えて言語化したり商品化すると、ヒットするんだな、と。

もちろん、ヒットさせることがこのブログの至上命令ではないので、今後もヒットしなさそうでも書きたいことは書くつもりですが(データだけに捕われるようなことになるのはつまらない)、備忘として書き記しておきます。

 

それでは皆さま、良いお年を~~☆☆



五十君花実 特技=ミーハーな記者・五十君がお届けする業界のよもやま話。パリコレから東コレ、ストリート、地方のおもしろショップまで、ニュースあるところに五十君あり!!…というスタンスが理想です

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